native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

やっぱり佐藤さんはすごかった。

2019-04-04 22:40:25 | 建物探訪
本日の住学番外編はサトウ工務店さんの建物2棟でした。
佐藤さんありがとうございます。

住学で募集をかけていたので参加したんですけど、平日の真っ昼間に30-40人は集まったと思います。
すごい集客力。
みんな佐藤さんの建物を見たいんです。

私も大工さんを誘って伺ってきました。
私が、大工さんに佐藤さんは「すごいんだぞ」って教えてあげたかったから。


最初に「新潟安全研究所様新社屋」を見学させていただきました。
事務所だからと言って佐藤さんカラーは変わらず。
ガルバリウム鋼板の外壁や
モイス、針葉樹系の素材を組み合わせた内装。

いつも通りっていうのがさすが。

一目見て、誰が設計したって分かる建物は私が目指すところ。
街に溶け込んでいるのに、個性は失わず。

住んでいる人以外の例えば近隣の人にだって、自然と思い出に残る建物になれたらいいですよね。

そんなのを地でいってるなぁって。

そして、同業者さんが見たがる理由。
私が大工さんを連れて行きたくなる理由。

施工がとにかく丁寧です。
たとえば

木から鉄が生えてる---!!

って思うくらいの施工。
貫通してるわけじゃなくて、一度木を切って、鉄を通してから木を再び元に戻してますが、継ぎ目が分からない。
大きい建物なのに、こんなわずかなところでさえ手を抜かず。

すげ。

続いて「篭場のほぼ平屋」へ。

あぁ、このロケーション・・・
ごはんが無限に食べられる奴だ。

そこにポツンとたたずむ小さな住まい。

もう、何も言うことないです。

窓からの景色、室内の空気感。
ちょうどいい低さとちょうどいい高さが同居した住まい。
すべてが自然でした。

何も感じないレベル。
不快だと色々感じるんですけど、快適とは何も感じないことです。


今後完成見学会を開催されるそうなので、ぜひ体感してみてください。

やっぱりいい建物見ると私ももっともっといいお住まいを提案したくなります。
競争しているわけじゃなくて、単に楽しくなっちゃうんです。
私も皆さんと楽しんで素敵な住まいづくりをしていきます!

コメントを投稿