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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-11(lab)】ありえんて-新潟の小さい家-

2021-02-01 19:36:29 | ministock-11(lab)
今使っているパソコンのCドライブがパンパンになってきたので、買い替えることにしました。
先月末に届いて、昨日今日とパソコンの引っ越し作業を行っていたんですが、最後の最後にディスプレイポートにケーブル差して、これで完了と思ったらマルチモニターにならない。

ネットで調べて、あーだこーだしても映らない。
メーカーに問い合わせて、あれこれしても映らない。

結局、ディスプレイポートの端子に物理的な不具合があるんだろうという事で本体の返品交換になりました。

あー、今迄の引っ越し作業がパーになっちゃった。
ただでさえ、引っ越し作業は憂鬱で仕方ないのに、またやらなければいけないのかという絶望感。

ありえんて。

落ち込んでも仕方ない。

建て替えの新築住宅で2回引っ越しされる方の精神力を見習って、私も頑張ります。
(何の話)

さて、今日はミニストック-11の半年点検に伺ってきました。

ホントは別の用事で伺ったんですが、時期的に半年点検も実施することに。
伺った理由というのは「気密が良すぎて」という「ちょっとありえない」っていうのが原因で、経過観察を少し行うのでこのお話はまた後日します。

ということで、それ以外に今日は半年点検でどんなことを確認してきたかというと、建物が完成して24時間冷暖房になることにより木材の乾燥が一気に進みます。

概ね1年で落ち着くかなという印象ですが、その途中経過を知るためというのが目的。

その乾燥は壁やフローリングの伸び縮みだったり、建具の開け閉めの変化だったりするわけですが、

壁のモイスは吸放湿機能がある素材なので、木材の伸び縮みに追従するため全く不具合か所はなし。
建具に関しても室内のドアが2枚しか(!)ないんですけど、全く問題なし。
フローリングについても、パインを採用しましたが、収縮はありませんでした。

外壁は杉を貼ったので、釘が出ているところとかを探しましたけど、今回はそれもなし。

屋内の基礎にわずかなヘアクラックがありましたので、こちらについては経過観察していきたいと思います。

室内の状況は、
エアコンを23℃設定で運転されていました。


2階は21.9℃で、湿度が51%


1階は20.6℃で、湿度が51%


そしてネイティブディメンションズの特徴でもあるラボ(玄関)は
5.3℃で湿度が59%でした。


室内の温度差って悪者扱いされるもんですが、ネイティブディメンションズでは、恵みの温度差。
ここで、野菜などを保管していただいてます。

そして、エアコンが付いている場所は床下。
床下の環境は27.6℃で湿度が33%


定期点検で床下潜るって、ある意味憂鬱です。
暗いし、汚れるし、何があるか分からないし。

ネイティブディメンションズの点検の様子がこちら。

裸足(靴下)で足を投げ出して座りながら、明るくて、空間も空気もきれい。

ただし、5分もいると暑くて(冬)いられない。
ある意味、一番居心地が悪いとも言えますが、一般的なお住まいの居心地の悪さとは180℃真逆。

ありえないと思われるかもしれませんが、

住む人にも、
作った人にも、
建て物そのものにも

優しく作るとこうなります。



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