native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

バックキャスティングで。

2021-03-09 22:41:26 | 建築法規・施策
数日前とちょっと数日前のお話ですが、

先日お伝えした「タスクフォース」のお話。
8年前から省エネ法の適合義務化に動いてきたのに、結局義務化が延期されギョーカイの方々が肩透かしを食らいました。
詳細はリンクの記事に記載の通りですが、

その時に前先生が河野大臣に吠えたんですよね。

その結果か分かりませんが、1週間後に突然国交省が2025年度に省エネ基準適合義務化すると方針を発表しました。

もう、絶対にタスクフォースで国交省がやり玉に挙げられたから動いたんでしょ、って思っちゃいます。

「いいことだ!」という感情と「やっとか」という感情、「あそこまでしないと動かないんだ」という感情。

なかなか複雑でしたけど、4年後という新たな目標ができました。
競合は置いといて、共存でギョーカイを盛り上げていきたいですね。
頑張っている人をディするの、
ダメ。ゼッタイ。

と同時に今日からプロジェクトが一つ始まりました。

「5年後の新築に向けて打ち合わせスタート」

バックキャスティング的な住まいづくり。
完成時期を目標にした住まいづくりは珍しくありませんが、

なんたって5年。

私の設計人生で、16年ぶり2度目。

これから右行ったり、左行ったり、先行ったり、後戻りしたり、他社さんになってみたり(!?)、色んな寄り道が想像されますが、完成した時には築後5年に似た愛着が湧いていることでしょう。

すごく体力のいる作業です。(建てた方なら分かると思います)
それを如何に負荷を少なく楽しくするのかが、ある意味私の仕事。

もう張り切って、いつも通りにします。

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