今日は歌のお稽古に行きました。
練習のメインは「落葉松」でしたが、「故郷を離るる歌」では、泣きそうになりました。
23歳の頃でした。地元には就職先が無くて、花嫁修業にと洋裁を習って2・3ヶ月。
突然、東京でアルミニウム問屋をしていた伯父さんに呼ばれて、上京する事になりました。
関東鉄道筑波線に乗って、常磐線に乗って東京へ行くのです。
赤い旅行かばん、見送ってくれた従姉妹…。
この歌を歌うと、この思い出が浮かんできて、ワーッと泣きだしそうでした。
その後あの赤いかばんは、辛すぎて捨てました。
この歌はやはり母が歌って教えてくれたのが最初だったかな?
わたしはこういう歌がとても好きです。
また母と歌ってきましょう。