おー!ワンダフル

ヨッシーも涙こぼれたよ

美術にぶるっ!(1月3日)

2013年01月03日 22時43分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

朝5時半に目覚ましをかけて、まだ真っ暗なのでビックリしました。

今日は東京にお出かけです。

10時に竹橋に着くには、自宅を7:20に出ます。

わたしがどんなに田舎に住んでいるか、分るでしょう?

はい!到着です。東京国立近代美術館に来ました。

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4階から3・2・1と降りていくのが今日の経路です。

4階の展示室1(ハイライト)を見終えると、景色を眺めるサンルームがありました。

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ここは、皇居のお堀のすぐそばでした。

みなさんが座って持参のお茶を飲んでいたので、私も。

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展示されている作品リストをざっと見ます。

4階のスタート地点で、この美術館ではストロボを使わなければ、撮影ができる決まりと知りました。撮影禁止の作品には印があります。

見学者を写さないようにすれば撮れちゃうのです!!

遠慮なく撮らせていただきました。

今日の感動はこの2点です。

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初めて見た、川端龍子(草炎)です。

まっ黒な背景に浮かび上がる金色の草。

夏の終わりごろの見なれた草の生い茂る様子。

伸びやかな図案に、胸のすく思いです。

籐の椅子にかけて、じっくり眺めました。

龍子と言っても男の方ですよ。「りゅうし」と呼ぶのかな?

Img197 夜露

こちらはドクダミとアザミと蜘蛛の巣。この絵も初めて出会いました。

小茂田青樹の虫魚画巻の中の一部で「夜露」です。

このお部屋(3階展示室10 日本画)の部屋が一番好きでした。

良く知っている、上村松園の「母子」は2011年に重文指定されました。

また、デザインが素晴らしいと思っている、加山又造「春秋波濤」にも再会できました。

新宿中村屋の相馬黒光さんの面影があると言うブロンズ像「女」。

同じく新宿中村屋繋がりで、中村彝(なかむらつね)の「エロシェンコ氏の像」も見ました。

また中村屋へカレーを食べに行きたいな!

そんなこんなで、1階に下りた時点で13:40。まだ昼御飯も食べていません。

14:00にはもう見るのを断念して、大急ぎで帰って来ました。

本当は山種美術館にも行く予定でしたが、こちらで4時間もかかってしまい、中止です。

またの機会といたしましょう。作品は逃げていきませんからね!

でも、あまりのんきにはしていられませんよ。

横山大観の「生々流転」は、院展に展示された日に、関東大震災にあったそうですからね。

大観も中村彝も茨城県の画家です。どうぞよろしく。