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東野圭吾「幻夜」

2006-12-25 | 東野圭吾
あの女のすべてを知りたい。過去も目的も、真実の顔も。



『白夜行』は、本よりドラマを先に見てしまった。めっちゃ後悔。すんごい後悔。



あーーーー本を先に読みたかった(涙)今年のベスト7入りは、確実だったのに。




町工場を経営する父が自殺した。通夜を終えた翌日の朝に、阪神淡路大震災が



おこる。瓦礫の下敷きになった叔父。主人公の水島雅也がとった行動とは。




出だしからドキリとさせられます。怖ーい。すごーい。面白ーい。



『白夜行』既読の方には、ぜひオススメします。一気に読んじゃいました。




今回の魔性の女は、才女で美貌の持ち主、新海美冬。



夢を叶えるために、あんた何するねん!!!って感じです。



読み進めるうち、背中がゾクリとします。



例えるなら、そう...まさに蟻地獄。



一文字で表すと、『白夜行』は「憎」「哀」「愛」。



『幻夜』は「狂」。



途中でピンときてしまうのが、ちょっと物足りなかったな。



読後はただ呆然。



ストーカー・サリン・長野五輪・2000年問題など、その時々の話題もうまく取り



入れています。途中の強引な展開に「いくら何でもそれは」とツッコミを入れた



くなりものの、東野ワールドを堪能したワタクシでございます。



でもやっぱり『白夜行』の方が好き。続編ありそうな終わり方ですな。5点中3.8点



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