バイクのブログ(YSP大分)

前はYSP大分の公式ブログでしたが、そちらでは少し書きにくいこともこちらで書いていきたいと思います。

由布院・岩下コレクションその3(ヤマハ・YSP大分)

2012-01-26 06:58:25 | ツーリング
由布院は、九州の温泉の中でも
人気ランキングで常に上位に来る場所です。

それだけに、観光地としての見所も多いのですが

ここ岩下コレクションはそんな由布院の中心からは
少し外れたところにあります。

さて、続いてご覧いただくのは
バイクではなく、イギリス製の「馬車」です。

19世紀後半に製造された一頭だて、
車夫をのぞく二人乗りのものですね。

当時の英国紳士が乗っていたのでしょうね。



そしてこちらは同じくイギリス製の「鉄の馬」ですね。

イギリスのメーカーである
「ダグラス」、「ロイヤルエンフィールド」などが展示されています。

ロイヤルエンフィールドは
ジョージタウンゼントがジョージタウンゼントアンドカンパニーとして
1851年に設立したメーカーですが、
当初は自転車などを作っていたようです。

その後バイクの製造をはじめました。

その後、倒産したのですが、
1995年にロイヤルエンフィールドとして復活。

かつてのクラシックバイクを今に伝える
貴重な存在として現在に至ります。



こちらはブラジル製の「アマゾネス」
1985年製です。

1600ccのフォルクスワーゲンのエンジンを搭載した
当時世界最大級とよばれたバイクです。

名前をご存知の方も多いのでは。

こちらバイクでありながら、
なんと、4人乗りなのです。



こちらはドイツのバイクコーナーです。

ドイツといえば、やはり「BMW」。

1916年にグスタフ・オットーが
航空機エンジンメーカーとして設立したのが始まりだそうです。

日本語ではビーエムダブリュ、という呼び方が一般的ですが
ドイツ語読みのベンヴェと読む人もいますよね。

バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アーゲーが
(バイエルン発動機製造株式会社)
B・M・Wの意味なんだそうです。



そしてこちらはアメリカンバイクコーナー。
手前のバイクはアメリカの「ハーレーダビッドソン」。

このメーカーは1903年にダビッドソン兄弟と
ウィリアム・シルヴェスター・ハーレーによって設立されました。
今や知らない人はいない世界的バイクメーカーです。

そしてそのとなりが「インディアン」。
1901年にその前身が設立、1923年にインディアン・モトサイクル
となったアメリカ合衆国で最も古いオートバイのブランドです。

インディアンのブランドは一度なくなりましたが
2006年に新たに会社が設立され
2010年から日本でも発売されています。



こちらは「スズキ」のコレダTT250。

2サイクルのツインエンジンを搭載。
これはドイツの「アドラー」を手本にしたそうです。

車体デザインのコンセプトは
バイクのキャデラックを目指して作られたそうで

ヘッドライトの形状が独特ですね。



こちらは「ヤマハ」

YA-1通称「赤トンボ」は
ヤマハの記念すべき生産1号機ですね。

マルーンと呼ばれる落ち着いた色合いは
楽器なども作っているヤマハらしい品のよいもの。

SR400などのバイクにも
そのコンセプトは継承されているように思います。

今に語り継がれる存在なのです。



こちらには珍しいバイクがあります。

一番手前の白いタンク、
「ヨシムラホンダ」のCB72です。

いまでこそスズキ色が強いですが
当時はヨシムラといえばホンダ。

その後、ホンダと決別したヨシムラは後年、
ホンダワークスを打ち破り鈴鹿8耐を制する事になるのです。

このバイクは、
それ以前の当時を伝える貴重な1台です。



こちらはヤマハのロードレーサーです。

一番手前が1980年式の「TZ500」。

ケニーロバーツなどが乗ったYZR500などの
技術を継承する市販レーサーですね。

直列4気筒エンジンは110ps
当時195万円したそうです。

そのとなりが1971年の「TR3」(350cc)。
一番奥が1967年式の「TD-1C」(250cc)となります。

いずれも世界中のライダーに愛されたモデルです。



こちらは「メグロ」のポリス仕様
「メグロスタミナK1P」、です。

英国BSAの「A7シューティングスター」(1955年~1961年)を
お手本として開発されたモデルで500ccの排気量です。

空冷OHVバーチカルツインエンジンは最高出力33psを発揮
最高速度は155km/h を誇りました。

白バイらしい堂々たるスタイルですね。



こちらもかなり希少なバイクです。

故スティーブマックイーンが所有した愛車
「インディアンチーフ74サイドカー」です。

1930年式の1200ccのこのバイク
ラスベガスのオークションで岩下コレクションが入手したそうで
マックイーンの遺品となります。

非常に貴重な品で「なんでも鑑定団」にも
登場したことがあるそうですよ。




さて、ご紹介してきました、ここ「岩下コレクション」。

日本全国探しても、なかなかこれだけの貴重なバイクを
一度に見ることは少ないのではないでしょうか。

一見の価値ありですよ。

大分に来たら、ぜひ一度は訪ねてみてくださいね。

湯布院 岩下コレクション

開館時間 9:00~17:00 
休館日 年中無休

入館料 大  人 600円 (500円)
中高生 400円 (300円)
小学生 100円 ( 50円 )
( )内は10名様以上の団体料金



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