こんにちは。ＦＭ大分レディオクルージング（月）
「今日もバイク日和」でお世話になっています、ナルさんこと河野成久です。
バイクは新しければ新しいほど最高の性能を発揮する、
一般的に考えればそれが普通ですよね。
・・ところが、必ずしもそうとは限りません。
お客様のバイクを見せていただくと
たとえ新車であっても、メンテナンスによって
もっともっとバイクがよくなる要素がたくさんあります。
そんなパーツのひとつが、今日ご紹介するフロントフォークです。
フロントフォークの中には
「フロントフォークオイル」が入っています。
新車から一度も交換していないのなら、
このオイルは、メーカーの工場で
バイクが組み立てられた際に入れられているはず。
当時はもちろん新しいオイルだったのでしょうが
しかし生産されてから、お客様のお手元に
届くまでには、在庫期間も含めてタイムラグがあり
その間にも、劣化は着々と進行して、本来の性能を失います。
では、そういう状況のオイルはどんな状態になっているのでしょうか。
写真でご確認していただきましょう。
こちらの液体は納車後まだ１ヵ月、
ナラシが終わった直後のバイクの「フォークオイル」です。
まだ納車して時間が経たないにもかかわらず
オイルは、すでにあめ色に変色。
そして、新品のオイルとの一番の違いはその「粘度」です。
どちらかというと「ドロッ」とした
蜂蜜のような「とろみ」を帯びてしまっていますね。
対して、こちらの写真は
オイル缶から開けたばかりの新鮮なフロントフォークオイル
色の違いは一目瞭然ですね。
でも先ほどのオイルとまったく同じもの。
もともとは、このような透明感のある色なのです。
そして・・何より違うのはその「粘度」。
さらさらとしてサラダ油のようなやわらかい性質です。
実は、このオイルの「かたさ」がバイクの性能に
大きな違いをもたらしているのです。
現代のバイクのフロントフォーク（特に倒立フォーク）
はオイルを、やわらかいものを使う事を想定しているものが多いのです。
・・ということは、
オイルの変質により、少しでも粘度に固さが増せば
本来の性能が出ないことは、容易に想像できます。
オイル交換を済ませたフロントフォークを動かしてみましょう。
ブレーキをかけて軽くフォークを
ちょいちょいと、ストロークさせてみると
路面追従に一番重要な、ストローク初期（ビギニング）でやわらかく、
それでいてしっかりダンパーは効いている感じです。
それが、走行中のタイヤの跳ねを防ぐので
ハンドルの振られも少なくなり、接地感が増し
同時にタイヤのグリップも増してくれます。
よくなった・・というよりも
ここではじめて、メーカーが設定した「性能」に出会えるともいえるでしょう。
ところが「まったく何もしていないバイク」を
同じようにストロークをさせてみると
何か引っかかったような感覚を受けます。
そのわりに、ダンパーが効いている
しなやかな感じはしないのです。
これは靴でいえば「革靴」でジョギングをしているようなもの。
路面からの衝撃が大きいことも想像できますよね。
倒立フォークなどだけでなく
通常のフロントフォークについても同様です。
シンプルなだけに逆に
オイルの粘度や潤滑性能に頼る部分が大きいので
こちらも、交換による乗り味のアップが大きく期待できますし、
また、性能のよいオイルに変更することで
さらに快適な乗り心地にグレードアップすることもできます。
エンジンオイルなどと比べて
走行何キロで交換しなくてはいけない・・という意識が少ないため
フロントフォークオイルを自ら変えようという人は結構少ないですが、
新車であっても、
ならし運転が終わった時期を過ぎたら
ぜひ一度交換してみてくださいね。
----------------------------------
★フロントフォークオイル交換
（ＷＲ２５０Ｒ/Ｘの場合）
作業工賃 + フォークオイル（純正）・・およそ￥１８０００～
（他機種はお問い合わせください）
※このサービスには日程、時間のご予約が必要です。
下記ＵＲＬのメールフォーム、もしくはお電話よりお問い合わせください。
お問い合わせ・メールフォーム
★大型バイクにステップアップ！ゲットライセンスプレミアムキャンペーン、ただいま受付中。
★ヤマハＹＳＰ大分 提供番組「れじゃぐる」毎週土曜日ひる１２時 ＯＡＢテレビ
★ＦＭ大分 毎週月曜日ＰＭ６：１５～「今日もバイク日和」放送中
★ＹＳＰ大分(yspoita) on Twitter
ＹＳＰ大分公式ホームページ
http://www.ysp-oita.com/
ＹＳＰメンバーズホームページ（全国版）
http://www.ysp-members.com/
「九州でレンタルバイクといえば」レンタルバイク九州ホームページ
http://www.rentalbike-kyushu.jp
「今日もバイク日和」でお世話になっています、ナルさんこと河野成久です。
バイクは新しければ新しいほど最高の性能を発揮する、
一般的に考えればそれが普通ですよね。
・・ところが、必ずしもそうとは限りません。
お客様のバイクを見せていただくと
たとえ新車であっても、メンテナンスによって
もっともっとバイクがよくなる要素がたくさんあります。
そんなパーツのひとつが、今日ご紹介するフロントフォークです。
フロントフォークの中には
「フロントフォークオイル」が入っています。
新車から一度も交換していないのなら、
このオイルは、メーカーの工場で
バイクが組み立てられた際に入れられているはず。
当時はもちろん新しいオイルだったのでしょうが
しかし生産されてから、お客様のお手元に
届くまでには、在庫期間も含めてタイムラグがあり
その間にも、劣化は着々と進行して、本来の性能を失います。
では、そういう状況のオイルはどんな状態になっているのでしょうか。
写真でご確認していただきましょう。
こちらの液体は納車後まだ１ヵ月、
ナラシが終わった直後のバイクの「フォークオイル」です。
まだ納車して時間が経たないにもかかわらず
オイルは、すでにあめ色に変色。
そして、新品のオイルとの一番の違いはその「粘度」です。
どちらかというと「ドロッ」とした
蜂蜜のような「とろみ」を帯びてしまっていますね。
対して、こちらの写真は
オイル缶から開けたばかりの新鮮なフロントフォークオイル
色の違いは一目瞭然ですね。
でも先ほどのオイルとまったく同じもの。
もともとは、このような透明感のある色なのです。
そして・・何より違うのはその「粘度」。
さらさらとしてサラダ油のようなやわらかい性質です。
実は、このオイルの「かたさ」がバイクの性能に
大きな違いをもたらしているのです。
現代のバイクのフロントフォーク（特に倒立フォーク）
はオイルを、やわらかいものを使う事を想定しているものが多いのです。
・・ということは、
オイルの変質により、少しでも粘度に固さが増せば
本来の性能が出ないことは、容易に想像できます。
オイル交換を済ませたフロントフォークを動かしてみましょう。
ブレーキをかけて軽くフォークを
ちょいちょいと、ストロークさせてみると
路面追従に一番重要な、ストローク初期（ビギニング）でやわらかく、
それでいてしっかりダンパーは効いている感じです。
それが、走行中のタイヤの跳ねを防ぐので
ハンドルの振られも少なくなり、接地感が増し
同時にタイヤのグリップも増してくれます。
よくなった・・というよりも
ここではじめて、メーカーが設定した「性能」に出会えるともいえるでしょう。
ところが「まったく何もしていないバイク」を
同じようにストロークをさせてみると
何か引っかかったような感覚を受けます。
そのわりに、ダンパーが効いている
しなやかな感じはしないのです。
これは靴でいえば「革靴」でジョギングをしているようなもの。
路面からの衝撃が大きいことも想像できますよね。
倒立フォークなどだけでなく
通常のフロントフォークについても同様です。
シンプルなだけに逆に
オイルの粘度や潤滑性能に頼る部分が大きいので
こちらも、交換による乗り味のアップが大きく期待できますし、
また、性能のよいオイルに変更することで
さらに快適な乗り心地にグレードアップすることもできます。
エンジンオイルなどと比べて
走行何キロで交換しなくてはいけない・・という意識が少ないため
フロントフォークオイルを自ら変えようという人は結構少ないですが、
新車であっても、
ならし運転が終わった時期を過ぎたら
ぜひ一度交換してみてくださいね。
----------------------------------
★フロントフォークオイル交換
（ＷＲ２５０Ｒ/Ｘの場合）
作業工賃 + フォークオイル（純正）・・およそ￥１８０００～
（他機種はお問い合わせください）
※このサービスには日程、時間のご予約が必要です。
下記ＵＲＬのメールフォーム、もしくはお電話よりお問い合わせください。
お問い合わせ・メールフォーム
★大型バイクにステップアップ！ゲットライセンスプレミアムキャンペーン、ただいま受付中。
★ヤマハＹＳＰ大分 提供番組「れじゃぐる」毎週土曜日ひる１２時 ＯＡＢテレビ
★ＦＭ大分 毎週月曜日ＰＭ６：１５～「今日もバイク日和」放送中
★ＹＳＰ大分(yspoita) on Twitter
ＹＳＰ大分公式ホームページ
http://www.ysp-oita.com/
ＹＳＰメンバーズホームページ（全国版）
http://www.ysp-members.com/
「九州でレンタルバイクといえば」レンタルバイク九州ホームページ
http://www.rentalbike-kyushu.jp