ゴールデンウィーク真っただ中の５月３日
杵築の奈多・狩宿海岸でエンデューロレースに行ってきました。
ご覧のように美しい海岸でのバイクレース。
ここは「日本の白砂青松百選」にも選ばれている場所なのです。
そんな場所での特設会場でのエンデューロは、
地元、奈多狩宿地区の方々のご協力により開催されました。
多くの参加者を集めた
そのレースの様子を、かんたんにご紹介しましょう。
コースは、海岸の砂浜を南北約２キロにわたって続く
一周およそ３．５キロのコース
最初こそ平なコースも１～２周すると
タイヤで掘り返され、わだちだらけで非常に走りにくくなります。
ごらんのように川わたりも３か所あり
場所によっては、けっこうな深さになります。
前走車の水しぶきをかぶると
ゴーグルも水でぬれて視界が奪われてしまうのです。
今回のレースはモトクロッサー（レーサー）クラスのＡクラスと
市販車・ミニモトクロッサー中心のＢクラスに別れます。
こういうレースでは当然なのですが、
朝一番は、バイクが安全かをチェックする車検もありますよ。
ちなみに海岸の砂の路面はバイクには恐ろしくハード
駆動系、ブレーキが砂で消耗するのはもちろん
負荷が非常に大きいのでエンジンにも負担が大きく
焼きついてしまうバイクも多々あります。
レースの前には、恒例の奈多八幡での安全祈願を行います。
神主さんがお祓いをしてくれます。
ちなみに以前ここには、
墜落したゼロ戦のエンジン（栄２１型）があったそうですよ。
（現在は自衛隊の基地で修復、展示保管されているそうです）
レースに関するミーティングをしてからは、
いよいよスタートラインへと並びます。
ごらんのようにゼッケン順に
スタートラインにすべてのバイクを並べてから
マーシャル（コースのチェックをするバイク）
の後に続いてコースの確認。
一周が終わったらそのまま３時間のレーススタートになる
ローリングスタートで開始されます。
コースは写真でもわかる様に砂で、
路面はやわらかく、ただでさえバランスが取りにくい
その上に不規則なわだちが、びっしりと刻まれていて
走るのは、とても難しい。
自分が行きたいと思う所にバイクが行く事はまずありません。
しかも前走車が跳ね上げる砂は
まるで散弾銃のようにライダーに当たります。
ゴーグルなしでは目を痛めるほどの威力です。
レースの時間が経過するごとに
コースコンディションは悪くなり、
ごらんのように、さらに深いわだちだらけに。
このわだちにそってまっすぐ走るのは
実は教習所の一本橋よりはるかに難しいのです。
しかもライダーの体力も奪われていくため
あちらこちらで転倒しています。
砂はスピードが落ちるほどに直進性を欠き
つまり疲れるほどに転倒の率が高くなるのです。
転倒のたびにバイクを起こすのも
これも・・すごく体力を消耗します。
もっとも砂ですから
少々の転倒でもケガにはつながりにくいのですが。
さて、レースが終わると表彰と別に
ゼッケンによる抽選会や
じゃんけん大会があるのも
こういうローカルレースのうれしいところですね。
応援だけ来てくれた人にも、ちゃんと賞品が当たるのも
昔からのレースの後のお楽しみです。
このレース、一番最初に開催されたのが十数年前。
数年前に復活しましたが、
また、それから数年の間中断していました。
それが地元の方々の応援、
そしてなにより運営に携わるオフィシャルの方々の
尽力のおかげで今大会が実現しました。
これからもこのようなレースが続いてくれるとうれしいですね。
★ヤマハＹＳＰ大分 提供番組「れじゃぐる」毎週土曜日ひる１２時 ＯＡＢテレビ
★ＦＭ大分 毎週月曜日ＰＭ６：１５～「今日もバイク日和」放送中
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ＹＳＰ大分公式ホームページ（リニューアルしました）
http://www.ysp-oita.com/
ＹＳＰメンバーズホームページ（全国版）
http://www.ysp-members.com/
「九州でレンタルバイクといえば」レンタルバイク九州ホームページ
http://www.rentalbike-kyushu
杵築の奈多・狩宿海岸でエンデューロレースに行ってきました。
ご覧のように美しい海岸でのバイクレース。
ここは「日本の白砂青松百選」にも選ばれている場所なのです。
そんな場所での特設会場でのエンデューロは、
地元、奈多狩宿地区の方々のご協力により開催されました。
多くの参加者を集めた
そのレースの様子を、かんたんにご紹介しましょう。
コースは、海岸の砂浜を南北約２キロにわたって続く
一周およそ３．５キロのコース
最初こそ平なコースも１～２周すると
タイヤで掘り返され、わだちだらけで非常に走りにくくなります。
ごらんのように川わたりも３か所あり
場所によっては、けっこうな深さになります。
前走車の水しぶきをかぶると
ゴーグルも水でぬれて視界が奪われてしまうのです。
今回のレースはモトクロッサー（レーサー）クラスのＡクラスと
市販車・ミニモトクロッサー中心のＢクラスに別れます。
こういうレースでは当然なのですが、
朝一番は、バイクが安全かをチェックする車検もありますよ。
ちなみに海岸の砂の路面はバイクには恐ろしくハード
駆動系、ブレーキが砂で消耗するのはもちろん
負荷が非常に大きいのでエンジンにも負担が大きく
焼きついてしまうバイクも多々あります。
レースの前には、恒例の奈多八幡での安全祈願を行います。
神主さんがお祓いをしてくれます。
ちなみに以前ここには、
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一周が終わったらそのまま３時間のレーススタートになる
ローリングスタートで開始されます。
コースは写真でもわかる様に砂で、
路面はやわらかく、ただでさえバランスが取りにくい
その上に不規則なわだちが、びっしりと刻まれていて
走るのは、とても難しい。
自分が行きたいと思う所にバイクが行く事はまずありません。
しかも前走車が跳ね上げる砂は
まるで散弾銃のようにライダーに当たります。
ゴーグルなしでは目を痛めるほどの威力です。
レースの時間が経過するごとに
コースコンディションは悪くなり、
ごらんのように、さらに深いわだちだらけに。
このわだちにそってまっすぐ走るのは
実は教習所の一本橋よりはるかに難しいのです。
しかもライダーの体力も奪われていくため
あちらこちらで転倒しています。
砂はスピードが落ちるほどに直進性を欠き
つまり疲れるほどに転倒の率が高くなるのです。
転倒のたびにバイクを起こすのも
これも・・すごく体力を消耗します。
もっとも砂ですから
少々の転倒でもケガにはつながりにくいのですが。
さて、レースが終わると表彰と別に
ゼッケンによる抽選会や
じゃんけん大会があるのも
こういうローカルレースのうれしいところですね。
応援だけ来てくれた人にも、ちゃんと賞品が当たるのも
昔からのレースの後のお楽しみです。
このレース、一番最初に開催されたのが十数年前。
数年前に復活しましたが、
また、それから数年の間中断していました。
それが地元の方々の応援、
そしてなにより運営に携わるオフィシャルの方々の
尽力のおかげで今大会が実現しました。
これからもこのようなレースが続いてくれるとうれしいですね。
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