~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

アルゲリッチさんのチャイコフスキーにもマイブームが

2014-10-04 07:34:17 | 音楽

私(おじさん)の音楽日記です。

前回、リヒャルト・シュトラウスのCDボックスからマルタ・アルゲリッチさんの「ブルレスケ ニ短調」を紹介しました。(こちら)

そのアルゲリッチさんが演奏するCDボックスなどから、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番のCDをいくつか取り出して聴きました。(こちら)

アルゲリッチさんのチャイコフスキーはどれも大好きな演奏です。

一番評判がよく、私も好きなのは、以前紹介した最近の演奏でクラウディオ・アバドさんが指揮した1994年録音の演奏です。


でもです。

何故か今の気分は、その演奏よりも初期に録音したシャルル・デュトワさんが指揮した1970年録音の演奏が一番しっくりくるのです。


同じ曲でも時期によって好みが変わるようです。



(左はCDボックス中のCDジャケットです。)


それに、ホロヴィッツさんの爆演(こちら)を今は聴いてみたいと思わないのです。

じっくりと音を大切に歌わせていく、アルゲリッチさん初期の演奏が今は一番しっくりくるのです。
年を取ったせいではないでしょうが・・・
同じ曲でも、マイブームの演奏形態があるようです。

ちなみに、3枚のCD演奏について、演奏時間を比べてみると、

項番 指揮 録音 第1楽章 第2楽章 第3楽章 全楽章
シャルル・デュトワ 1970年 21:09 7:27 6:48 35:24
キリル・コンドラシン 1980年 19:18 6:21 6:54 32:33
クラウディオ・アバド 1994年 19:12 6:30 6:19 32:01

確かに、シャルル・デュトワさんとの演奏は他と比べてかなりゆっくりです。

でも、いいですね。
同じ演奏者の同じ曲でも、いろいろ楽しめます!