~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

大人向けな仕上がり!ジブリの【風立ちぬ】

2013-07-21 07:34:37 | 映画
おはようございます。

ジブリ映画の宣伝がテレビで流れ始めると、ああ夏が来たんだな~って思います。

フィルムコミック 風立ちぬ(上) (アニメージュコミックス) (アニメージュコミックススペシャル)
ジブリ映画は私の中で、すでに夏の風物詩の一つ(笑)

で、昨日公開になったばかりの【風立ちぬ】を早速、観に行ってきました。
 

一言で言うと大人っぽい!

正直、4歳の孫には無理かなって思いました。。

”トトロ”や”崖の上のポニョ”みたいな感じではなく、どちらかといえば”おもひでぽろぽろ”寄りでしょうか?


ゼロ戦の設計技師、堀越二郎さんという実在の人物がモデルになっているので、ノンフィクション性も高いし、戦争中のお話なので、なんとはなしに真面目に構えて観てしまいました。


気になったのは主人公堀越二郎の声を担当したエヴァンゲリオンの監督・庵野秀明さんの声。

アニメの青年堀越二郎の声にしては老けていませんか?
画は少年みたいに若々しく描かれているのに、声が画と合っていなくて、終始違和感を感じました。

ヒロイン菜穂子の瀧本美織さんの声はぴったりと合っていて、とても素敵でした。
なので、よけいに夫婦の会話が親子の会話に聞こえて仕方がなかったです(笑)

こうしてみるとアニメーションは声優さんの力がかなり影響するなぁと改めて思いました。


早々酷評ばかりでは申し訳ないですね。
 
良かった所は。

ジブリの画は相変わらず素敵でツボ。
色使いや細部の描き方、鉛筆でサラサラと数字を書くところなど、さすがだなと思いました。


そして一番は主題歌のユーミンの”ひこうき雲”

ユーミンがまだ荒井由実さんだった頃の歌で、その頃学生だった私も何度も聴いていた大好きな曲です。
この”ひこうき雲”が今回のジブリ【風立ちぬ】にドンピシャ! ハマり過ぎです。

この歌ありきで、後からストーリーが出来たんじゃないかと思うくらい。


庵野秀明さんの声について、皆さんはどういった感想をお持ちになるでしょうか。
観ないと感想も持てませんので、やはり観に行っていただかなくては。。。

ただ、子供には難しいかも? 今回のジブリは、かなり大人向けの仕上がりです。


それから、私の横に座った男性が大きなポップコーンの箱を抱えて、横でポリポリッポリポリッってずっと食べ続けていて、その音と動作が気になって、今一つ映画に集中出来ませんでした。

それで、感想も今一つになってしまいました(笑)