~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

カルロス・クライバーさんの「運命」

2011-10-29 07:36:19 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日はカルロス・クライバーさんのベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op67「運命」を紹介します。

今まで何回か「運命」の演奏を紹介してきましたが、ここらでクライバーさんの「運命」を紹介しておかないとどうも落ち着きません。
私にとっては、これぞ真打!という演奏です。

以前にも少し触れたことはありますが、クライバーさんの「運命」は私の最初に買ったCDなのです。

ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》&7番
ベートーヴェン/交響曲第5番ハ短調op67「運命」
   指揮:カルロス・クライバー
   演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


当時「運命」1曲で3,500円でした。

今では、第7番とのカップリングで1,000円ちょっとで購入できます。
”金返せー!”と言いたいところですが、当時は大満足でした。


このベートーヴェンの「運命」は私の大好きな曲ですが、今の私にとっての「運命」ベスト3は、
 第1位:カルロス・クライバーさん指揮のウィーン・フィル盤
      ** 颯爽と登場して、新しい世界を開いてくれた「運命」 **
 第2位:ブルーノ・ワルターさん指揮のコロンビア交響楽団盤
      ** 私をクラシック好きにしてくれた格調の高い「運命」 **
 第3位:ウィルヘルム・フルトヴェングラーさん指揮のウィーン・フィル盤
      ** ベートーヴェンの偉大さを感じさせる壮大な「運命」 **
となります。

クライバーさんの「運命」はいかにも颯爽と登場した、新しい感じのするかっこいい演奏でした。

もちろんこの演奏はスタジオ録音ですが、何か本当にクライバーさんが指揮台に歩いてきて颯爽と指揮を始める、そんな姿が思い浮かびます。
ところがです。残念なことに「運命」の指揮している映像(DVD)が無いのです。
「運命」を指揮するクライバーさんの姿を観たい!

クライバーさんのアメリカ・デビュー(1978年シカゴ交響楽団)では、この「運命」を指揮したとのこと。
何処かの放送局で演奏会の模様を撮っていなかったでしょうか。。


クライバーさんの「運命」は本当に素敵な演奏です。
「運命」の演奏の中でも一番評判の高い演奏です。
いいですよ!お奨めです!