~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

レイフ・オヴェ・アンスネスさんのラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番

2011-10-22 07:37:12 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日は、先週(10月9日)にNHKのN響アワーで放送された、レイフ・オヴェ・アンスネスさんが独奏したラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を紹介します。


ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調op30

  独奏: レイフ・オヴェ・アンスネス
  指揮: ヘルベルト・ブロムシュテット
  演奏: NHK交響楽団
  収録: 2011年9月16日 NHKホール


アンスネスさんのラフマニノフの演奏はCDでも発売されていて、現在かなり高い評価を受けています。
2008年にN響定期で演奏した「ピアノ協奏曲第2番」の熱演も大きな反響を呼びましたね。
その演奏は、2009年の1月にやはりN響アワーで放送されました。(もちろん録画しました)
これもよかった。

でも今回の第3番もなかなかいい演奏でした。

番組では、まずアンスネスさんへのインタビュー、それにリハーサルの模様を放送したのですが、これがまたすごく良かった!
アンスネスさんがピアノを弾きながら話をしたのですが、そのとき弾いたパートは私もすごくいいなあと思っていたパート。本当にいい話を聞けました。
そして指揮をするブロムシュテットさんとのリハーサルと綿密な打ち合わせも、素敵なピアニストぶりが出ていました。
さすがN響アワーです。なかなか素敵な1時間でした。


さて、アンスネスさんの演奏ですが、豪快な「ピアノ協奏曲第3番」という演奏ではなく、明快な音でしっとりとした、とても心地よい演奏でした。

ラフマニノフのピアノ協奏曲は難曲で知られていて、ライブで聴くことはあまりないし、ましてや、それがテレビで放送されることは本当に少ないのですが、アンスネスさんの独奏で、第3番が放送されて大満足です。

以前に紹介したアルゲリッチさんのものは私にとっては最高ですが、今回は少し違った観点(感点)からの演奏で、これはこれでとても感動的でした。


アンスネスさん。これからも心地よい演奏を聴かせて欲しい本当に素敵なピアニストです!