幸せなあくび

君がいるから人生が予定より楽しくなった

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共働き夫婦&愛犬あくびとの暮らしを 気ままに綴っています。

地震のこと。

2011-03-12 23:09:39 | 晩ごはん

すごい地震でしたね。

みなさんは大丈夫でしたか??

私が住む埼玉県でも大きな揺れがありました。地震があったとき、私は仕事中で子どもたちを

乗せて車を運転していました。あまりの揺れの大きさに恐怖を感じ、停車しておさまるのを待ちました。

子どもたちと保育室に戻った数分後、地響きのような音をたてて縦揺れの地震がきました。

高いところの戸棚の扉が開き、中にしまってあった炊飯器が落下。粉々になってしまいました。

子どもが下にいなくて本当によかった・・・。保育時間を短縮し、子どもたちを家に送り届けました。

その間も恐怖で胸がバクバクしていました。でも子どもたちに不安を与えてはいけないので何とか

平静を保つようにして。  あ、また地震(22時15分くらい)・・・

 電話はまったく使えないし、ダンナさんや両親のことも心配でした。 ダンナさんが職場から私の

職場に電話をしてきてくれて無事であることが判明。 ホッとした瞬間でした。 

ダンナさんは都内で働いているのですが、電車がダメだから歩いて帰るとのこと。

私はひとまず食料などを買いに行って、がんもも家も心配だったのでひとまず帰宅。

でも拍子抜けしてしまうくらい家の中は何もなっていませんでした。トイレに飾ってあった額が倒れて

いただけ。 そしてがんもを連れて車でダンナさんを迎えに行きました。 

首都高や外環道が封鎖されてしまっていること、そして私のように家族を迎えに行く人もたくさん

いたのでしょう。道路がものすごいことになっていました。 いつもなら20分くらいで着くところへ行く

のにも1時間以上かかりました。 何とかダンナさんと合流できてひろうことができました。

ダンナさんは3時間半以上も歩き続けていたそうです。20キロ以上あったでしょうね・・・。 

しかも昨日は寒かったし大変だったね。

 ダンナさんが 『 また余震がきたら、なんこにもう会えないかもしれないから歩いて帰ろうと思った 』 

という言葉を聞き、涙が出そうになりました。 ダンナさんは大きくきしみながら揺れるビルを見て

初めて死を感じたと言っていました。 自分と同じように歩いて帰る人がたくさんいたから歩けたけど

一人だったら無理だったなと言っていました。 自転車を買っていた人もたくさんいたそうです。

みんな家族が心配ですものね。 両親も無事でした。 そして、そんな地震の直後に兄夫婦に2人目の

赤ちゃんが生まれました。 今回の地震で亡くなった方がたくさんいました。でもこうして新しい

小さな命も誕生しています。その小さな命を守ることに希望を持って生きていきたいなと思いました。

 今日は水道の出があまりよくないですが、電気もガスも大丈夫。ありがたいことですよね。

私は急きょ仕事はお休みになりました。ダンナさんは今日も仕事へ。電車は大丈夫だったそうです。

私は今日も恐怖心がぬぐえず、不安定な状態でした。そんな自分をごまかすかのようにひたすら

掃除をして、持ち帰ってきた事務仕事をして・・・。

テレビの報道を見ているとあまりの惨劇に言葉を失い、涙が出てしまいます。 津波の恐怖に今も胸が

締め付けられそうになります。 でも現実から目を背けることはできないのでこの状況をきちんと見て

おこうと思っています。

 自分に何ができるのかわからない・・・と思っていたのですが、ちはるさんがブログで今の自分の

暮らしをしっかりしていくことが大切だという言葉で気持ちが保てました。

きちんと働いて、食べて、ダンナさんと一生懸命暮らしていくこと。それが今の自分にできること。

 

生きていることに感謝して、これからもしっかり暮らしていこうと思います。

 

今回の大地震で亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈りしますとともに、

今、大変な思いを強いられている方々に一日も早く平穏な日常が戻ってくることを

願っています。