goo blog サービス終了のお知らせ 

続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

松風を音羽の滝と聞きなして・普門山清水寺(前編)

2023-03-13 15:03:31 | あかがね街道

葛塚の要害の地にも、春がやって来てます。

昨日の朝、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、桜咲く蕨沢川を通りました

ここには、3種類の桜が植わっているようです。

きれいだね

 

ひめちゃんたちは、諏訪神社の向こうの高台を歩きます。

神社西の沼に、先日の大きなシラサギです

沼には、小魚がいるのかな?

 

春になったはいいけれど、かゆくてたまりません

早くシャンプーやさんに行きたいですわ

シャンプーやさんは、予約がいっぱいと言うことで、やっと23日に予約が取れました

もう少し我慢してね。

 

 

 

2月18日、国道122号線で、「東村の銅街道」の記憶を訪ねます。

神戸(ごうど)の清水寺(せいすいじ)を訪ねます。

 

『東村の銅街道』(平成10 勢多郡東村誌編纂室)に、

清水寺の観音堂は1月17日の馬頭観音の祭りには、馬を連れた参詣客で終日賑わったという。

 

前掲書には、

門前は当時のままの石畳と石段が残る 馬頭、庚申塔30基が並ぶ

 

こちらが観音堂への参道のようです。

 

隣家で、庭仕事中のおじさんがいます。

「こんにちは 観音堂までは遠いですか?」

「10分くらいかな? 階段をいっぱい登るよ。」

「ありがとうございます 行ってみます

 

石畳を少し上って、振り返ります。

石畳の道です。

歩きやすくはありません。

国道122号線を車が走っていきます。

 

六地蔵かな?

一名様、足りないぞ

後ろに一体倒れています

 

ここから、クラシックな石段です。

手すりが欲しい

杖でもあればなあ

巡礼の杖、持ってきませんでした。

慎重に慎重に登ります。

 

やっと少し平らな空間に出ました

右は、清水寺の本堂のようです。

 

観音堂へは、もう少し階段を登ります

でも、脇道発見

階段を登らずに、多少坂だけど脇道を行きます。

 

観音堂に出ました

 

振り返って石段です。

かなりの急勾配です

よくぞ踏みに外さず辿りつきました。

やっぱり、手すりがほしいなあ

 

やっと辿り着いた、観音堂です

かなりの部分、補修がしてあります。

向拝には、龍がいます

元気な龍がいます

 

観音様の姿は確認できません

お留守かな?

とりあえず合掌

 

ここは、江戸時代に設定された東卅三所の観音霊場、十六番神戸村普門山清水寺です。

『上州の観音札所』(平成3 内山信次 みやま文庫)によれば、

庚申塔の石塔が並ぶ石だたみの参道、急な石段、こんこんと湧く泉の御手洗、再び石段、回廊を巡らした観音堂は、杉の梢を渡る風の音を、京の清水の音羽の滝と聞きなして、昔を偲ぶにふさわしい。順礼が訪ねた頃は松林だったのだろう。

 松風を音羽の滝と聞きなして

 心の水をすまさぬはなし

 

観音堂の周りを少しウロウロ、「松風を音羽の滝と聞きなして」の雰囲気を味わいます

 

 

(つづく)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 陽春のムーハウスガーデン2... | トップ | 松風を音羽の滝と聞きなして... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

あかがね街道」カテゴリの最新記事