葛塚の要害の地にも、春がやって来てます。
昨日の朝、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、桜咲く蕨沢川を通りました
ここには、3種類の桜が植わっているようです。
きれいだね
ひめちゃんたちは、諏訪神社の向こうの高台を歩きます。
神社西の沼に、先日の大きなシラサギです
沼には、小魚がいるのかな?
春になったはいいけれど、かゆくてたまりません
早くシャンプーやさんに行きたいですわ
シャンプーやさんは、予約がいっぱいと言うことで、やっと23日に予約が取れました
もう少し我慢してね。
2月18日、国道122号線で、「東村の銅街道」の記憶を訪ねます。
神戸(ごうど)の清水寺(せいすいじ)を訪ねます。
『東村の銅街道』(平成10 勢多郡東村誌編纂室)に、
清水寺の観音堂は1月17日の馬頭観音の祭りには、馬を連れた参詣客で終日賑わったという。
前掲書には、
門前は当時のままの石畳と石段が残る 馬頭、庚申塔30基が並ぶ
こちらが観音堂への参道のようです。
隣家で、庭仕事中のおじさんがいます。
「こんにちは 観音堂までは遠いですか?」
「10分くらいかな? 階段をいっぱい登るよ。」
「ありがとうございます 行ってみます
」
石畳を少し上って、振り返ります。
石畳の道です。
歩きやすくはありません。
国道122号線を車が走っていきます。
六地蔵かな?
一名様、足りないぞ
後ろに一体倒れています
ここから、クラシックな石段です。
手すりが欲しい
杖でもあればなあ
巡礼の杖、持ってきませんでした。
慎重に慎重に登ります。
やっと少し平らな空間に出ました
右は、清水寺の本堂のようです。
観音堂へは、もう少し階段を登ります
でも、脇道発見
階段を登らずに、多少坂だけど脇道を行きます。
観音堂に出ました
振り返って石段です。
かなりの急勾配です
よくぞ踏みに外さず辿りつきました。
やっぱり、手すりがほしいなあ
やっと辿り着いた、観音堂です
かなりの部分、補修がしてあります。
向拝には、龍がいます
元気な龍がいます
観音様の姿は確認できません
お留守かな?
とりあえず合掌
ここは、江戸時代に設定された東卅三所の観音霊場、十六番神戸村普門山清水寺です。
『上州の観音札所』(平成3 内山信次 みやま文庫)によれば、
庚申塔の石塔が並ぶ石だたみの参道、急な石段、こんこんと湧く泉の御手洗、再び石段、回廊を巡らした観音堂は、杉の梢を渡る風の音を、京の清水の音羽の滝と聞きなして、昔を偲ぶにふさわしい。順礼が訪ねた頃は松林だったのだろう。
松風を音羽の滝と聞きなして
心の水をすまさぬはなし
観音堂の周りを少しウロウロ、「松風を音羽の滝と聞きなして」の雰囲気を味わいます
(つづく)
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