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偽ミンチ 製品の成分表示とは何か

2007-06-21 21:12:07 | メディアから
6月20日の朝日新聞朝刊に、おぞましい記事が載っていた。北海道にあるミートホープなる会社がミンチ肉の内容をごまかして、それがコロッケなどの食料品に加工され、全国に出回っていると言う記事であった。どうも隔靴掻痒の気味が有り、その本質はわからないが、何か途轍もない広がりを感じさせる記事であった。案の上と言うか、出てきたミートホープの社長なる人物は、最初機械の洗浄が悪く一部、他の肉が混入したと釈明したが、たちまち、工場長や、元幹部と称する人物の証言により、社長自身の指示であるとその話を変えている。牛肉のミンチのはずが、豚肉・鴨肉・ならまだしも、豚の心臓、腐った肉、豚の血と何でもありの状況であるとされる。この日社名が出ていたのは、北海道加ト吉と生活協同組合全国連合会であったが、今日21日の記事になると、ローソン・紀文・明治乳業・味の素・二本水産など冷凍食品においては自分でも知っているような大手が並んでいる。もっと言えば、例えばインスタントラーメンや、レトルト食品にも使われているのではないかと心配になってしまう。21日の朝日の夕刊に寄れば、一年以上前に農林水産省北海道農政事務所には、この会社からの内部告発があったが、その告発は、放置されていたと言う。朝日新聞社は、自社で札幌・東京で商品を購入し、DNA鑑定をしたと記載されている。ここに書かれている内容には、身が震える思いがするが、朝日のこの記事には久し振りで朝日らしい記事だと感じている。今の新聞には、どこかの役所が記者クラブで発表した記事しか載っていない。そんなものはいくら読んでも真実は伝わってこない。この記事のきっかけがどこにあったのか、20日・21日の記事からは解らない。内部告発があったのだろうと想像するが、おそらく他のメディアにも同じ情報は送られているのではなかろうか。情報に対する感度の問題であろうと思う。しかし、セイキョウを始め、加ト吉・紀文・味の素など日本を代表する食品会社は、納入原料に対して、成分検査をしないのであろうか。勿論冷凍食品など価格が安いので、製品の検査など出来ないということは有るのかも知れない。しかし、だとすると、製品の成分表示とは何なのか!! まさか成分表示とは商品開発をしたときの表示であり、その商品の成分を表示しているわけではない!! などと言い訳をするのではないでしょうね。自社の製品に責任を持つなら、成分表示をそのまま実現できるシステムの構築は、企業としての責任ではないですか。何かこの国は根本から崩れてしまっていると感じるのは自分だけでしょうか。政治家を馬鹿にしてひさしいです。そんな政治屋を、60年間も政権の座に付けさせた挙句が今の世の中です。郵政民営化だけで当選した議員や、それに支持された総理大臣が、あたかも白紙委任を受けた如く好き勝手をやっています。正に冷凍食品の成分表示の如しです。参議院選挙は一週間伸びるそうです。一週間あれば都合の悪いことは全て忘れ去られるとでも言うのでしょうか。ここまで馬鹿にされて、それでも何も言わないのなら、なにおかいわんやですが・・・ 
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