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国産鶏肉、2割にサルモネラ菌 耐性菌4割超す

2009-02-15 19:05:46 | 我が家の庭
便利な時代になったものだ。例の「新’S]の画面に2週間まとめ読みなるコーナーがある。なるほど2週間分の見出しを比べてみても、改めて読みたいような記事はない。今の閉塞感の原因が何か分かるような気がする。根本は麻生による総選挙逃れに依る政治の空白あることは明らかだが、「新’S]の画面をつらつら見てみると、メディアの責任も7割くらいあるような気がしてくる。メディアとしての主張が全くなく、現象を垂れ流すだけだ。警察や各省庁の広報を集めているに過ぎない。メディアを第四の権力とも称するというが、よって立つ足場なり、目線が完全に読者の上に立つ立場で構成されている。不況の影響もあり巨大メディアといえども経営が苦しいというが、不況のためだけではないような気がする。
2週間まとめ読みの中に表題のような記事を見つけた。Asahi.Comの記事です
全文を引用します
国産鶏肉(ひき肉)の約2割から、食中毒を起こすサルモネラ菌が検出された。欧州に比べ、2倍以上の汚染率だった。また、5種類以上の抗生剤が効かない耐性菌が4割を超えていた。市販の鶏肉820検体を調べたもので、全国規模で調べた初の調査になる。サルモネラ菌は加熱すれば死滅するため、専門家は十分な加熱を呼びかけている。
 調査は、天使大学大学院(札幌市)の平井克哉教授(家畜微生物学、岐阜大名誉教授)が07~08年、各地の衛生研究所の協力で実施した。生産地が確認できる国産の鶏肉820検体を集め、サルモネラ菌による汚染がないか調べた。この結果、約20%にあたる163検体からサルモネラ菌が検出された。調査では、バラバラで検査しやすく、食肉処理の過程で汚染される可能性がある、ひき肉を使った。
 菌は皮に付着していることが多く、もも肉、むね肉から菌が見つかることもあり、鶏肉全般で十分な加熱が必要だという。 
 英国やイタリア、スペインでも01年以降、同規模の鶏肉(主にひき肉)調査が行われているが、汚染率は4~9%だった。
 さらに、各地の衛生研究所の協力で、食中毒患者から採れたサルモネラ菌と、遺伝子の型を比較した。すると、一部の菌は、鶏肉から分離された菌の遺伝子型と酷似しており、鶏肉を食べて、食中毒になっている可能性があることが分かった。
 また、鶏肉から見つかったサルモネラ菌の大半が、抗生剤が効かない耐性菌だった。5種類以上の抗生剤が効かない多剤耐性菌も45%あった。8種類の薬剤が効かない菌も見つかった。ごく一部だが、治療の切り札となる新しいキノロン系の抗生剤が効かない菌もあった。
 この結果は、今月27日に北海道大で開かれる日本食品微生物学会セミナーで発表する。
平井教授は「考えていたより高い汚染率だった。家庭や飲食店では、鶏肉も十分に加熱して、調理前には冷蔵庫でしっかり保存して欲しい。生産者は、鶏のワクチン接種や鶏舎の衛生管理を徹底して、食品加工の段階でも検査や監視が必要だ」と話している
岩手大動物医学食品安全教育研究センター長の品川邦汎教授(食品安全学)の話 鶏肉の実態を全国規模で明らかにした点で意義がある。ただ、鶏肉の生産や食肉処理の段階で、サルモネラ菌を直ちにゼロにするには、膨大なコストが必要で事実上、不可能だ。消費者や販売店は、菌が鶏肉に付着していたとしても、常温で菌を増やしたり、まな板の上で他の食材に広げたりせず、確実に加熱、調理することが大切だ。生産者や食肉加工業者も衛生管理を進めて、より安全な鶏肉を生産する努力が重要だ。 」  引用終わり
この記事について気になることがある。なぜ2割もの肉が汚染されているのか、この記事では国別の汚染率が分からないが英国やイタリア、スペインに比較して、わが国の汚染率は5倍から2倍以上あるのか。例えば汚染率4パーセントの国は何処で、わが国との処理状況は何が違っているのか、など追求すべきことは沢山あるのではないか。実験を行った平井教授だけdrなく、全く別の品川教授にも談話を取材しているからには、貴社としての何らかの問題意識だあったのだろう。それが紙面に反映されないのは残念だ。我々が中国産の食材を避けるようになって、国産品を選んでいるだけに、もう少し一般家庭の目線に立った記事が欲しい。


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