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マスコミもチェンジすべき報道姿勢

2009-09-05 00:23:14 | メディアから
総選挙から一週間近くたって、やっと民主党を主体にした報道が現れ始めた。
その意味で昨日もここで取り上げた3日発行の日刊ゲンダイは注目すべき見出しと記事が掲載されていた。メインタイトルは「検察 民主党揺さぶりの狙い」
「鳩山 電話会談 オバマ」 「政権交代 3,8兆円経済効果」と一面紙面の1/3を使って内容をぶち上げ、一面の記事見出しはこうなっている
「自民党はこのまま滅び消える」「戦犯の安倍、福田、麻生が涼しい顔で当選し、落選した大物が比例区で復活してまた政界で大きな顔をする古臭過ぎる政党の再生などありうるはずがない」
さらにはこのほうが扱いは大きいのだが「マスコミもまたチェンジすべき報道姿勢」 「政界通を気取っているワケ知り顔の評論家や解説者などはこの国と国民生活に百害あって一利もない」とそれぞれにキャンプションがつけられている。記事の中でこんな指摘がなされていた「今に自民党は、まるで過疎地の小学校です。
’生徒数’は119人でも、2年生が10人で、一年生が5人と先細り。’閉校’
待ったなしの状態です。小泉チルドレンとバカにされながらも、郵政選挙では社会の各層からいろんな人を取り込めた。それが今回は、森喜朗元首相、福田康夫前首相、町村信孝前官房長官、古賀誠元幹事長といった派閥の領袖クラスや麻生内閣の現職閣僚がずらり。安倍晋三元首相や稲田朋美議員など、もう一度戦争をして勝ちたいと考えるようなタカ派も残った。自民党は、数が減った植えに質も劣化した。」
二面では「小泉--竹中が壊した国民生活の建て直しに必要な8年間」と題し、日本が変るには、民主党が次の選挙にも勝って、最低8年間は政権を担わせなければ、日本は元に戻らないと論じている。
そのほかは全てマスコミ批判。「『昭和の政治』の発想が抜けない出しマスコミ」
「大新聞政治部記者のドタバタ」と続き、「民主党政権にとって最大の抵抗勢力は大マスコミ。政治部記者と威張っていられたのは、記者クラブという限られた空間にいるからで、クラブが開放されれば政治部記者の肩書きなど何の意味もない。大手新聞社では、誠二政治部長以下が次々と異動になりつつある。ふんぞり返ってきた分、ツケは大きい」と書き、小見出しで「自民党と一緒に消滅」 とまで書いている。
二面にはもう一つ6段の囲み記事を載せている。
「『海外メディア』悪用して  政権交代の『不安』煽るダイマスコミ」と題して、NYタイムスや、WSJの懸念や警告なる記事を意図的に取り上げていると報じている。
三面には昨日BLOGに書いた検察・警察の話と、「鳩山ーオバマ 電話会談が取り上げられ、麻生がぶら下がり記者団に対して「麻生ケンカ腰」と大きな文字で報じている。四面は雑誌の広告だが、五面では「まだ続く官僚駆け込み天下り」
「チャラにさせる根絶法は出来ないのか」
「政権交代直前に早くも六人目」
記事冒頭にも書かれているが、「何処まで浅ましく、卑しい連中なのか。」読んでいて情けなくなる。なぜこんな連中がのさばり、大きな顔をしていたのか。60年間付けがこんな形で現れているのでしょう。
そして七面には「政権交代 経済効果は3,8兆円」なる記事が続く。

民主党に対するいわれのない批判だけを読んだり聞かされていただけに、やっと一つまともな新聞を読んだ感じがある。新しい遣り方がバラ色だとは思わないが、なぜこれほどひどい社会にしてしまったのかに対する反省もなく、新しい政権の批判だけをしていることには、あきれた。今度の総選挙で総理大臣に麻生が続いていても、鳩山よりましだという人がどれだけいるのだろう。

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