気ままな日々を 思いつくままに

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第51回演武会

2006-10-28 23:43:56 | 合気道
演武会に参加した。勿論記念参加の口で、結果は最初から見えていたが、それなりに緊張もし、面白い物であった。参加者は外国も含めて1000名に達しているとの発表が為されていた。なかなか説明するのは難しいのだが、どんなに激しく動き回っていても、相手を倒してしまっているわけではない。お互いに相手の動き方を熟知した上での動きの中で、技が進行してゆくのです。今日も警視庁の男女のチームが、実際にある状況をシュミレーションした技を披露していましたが、女子チームは、ハンドバックをひったくられる状況において、いかに対処するかを示していましたし、男子のチームについては、短刀や、棒・太刀といった武器で襲われたときの返し技を、シュミレーション致しておりました。
面白いことに、この演武会には壮年の部なるセクションが有り、参加資格は65歳以上。紹介のアナウンスを聞いていると74歳にして合気道暦7年とか、80何歳だとか 定年を期に始めた人とか、自分でもまだまだ参加する機会があるのではないかと、思わせる何かがありました。もっとも、先日昇級の試験の時 受けを取ってくれたのは、高校2年生の初段でしたから、その歳の差は半世紀に及んでいることに成ります。今日もファミリー合気道として、各地のクラブなどの親子や兄弟姉妹が演技をしていましたが、年齢に関係なく参加し、演技できるところが素晴らしいところです。ただ物事には表と裏があり、真剣勝負ではないことに否定的な意見もあるようです。自衛隊出身の若い女性が、全部パフォーマンスなのよね、と表現していました。それは真実だと思います。しかし 実際にに使える技としての合気道を如何に皆に知らしめてゆくのか、あるいは今後増加してくる、定年を期に何かを始めたと願う人達と如何向き合うのか色々なことを考えさせる一日ではありました。
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