朝日新聞 おかしい

我家に配達される朝日新聞は、１３版である。だから都区内などに配られる、その日の最終版とは違う見出しの時も多い。今日は最終版がどうなっているか知らないが、１３版での一面トップは、大きな２/３の横見出しと、縦５段の見出しで持って、スケート連盟元会長が逮捕されると報じている。数百万円を不正支出したと言う容疑だと言う。自分は一面のトップは、皆に関わりある、政治問題や、重要な社会問題が来るものだとの、想いがある。スケート競技に関わりある人にとって、元会長の逮捕がどんなに重要なことかは知らないが、こんなものは第二社会面か、スポーツ面でも良い話題ではないのだろうか。朝日の取り上げている記事の中に、もっと普遍性のある、一般の人も知らなければならない問題は無かったのだろうか
例えば、一面の横には４段の見出しで、昨日行われた代表質問の対する初の答弁が乗っている。不思議なことに代表質問への答弁であるにも関わらず、質問者の発言は見出しには全く取り上げず、首相の答えのみがが見出しになっている。こんな数百万円の不正支出より、民主党はもとより、自民党の質問だって、当を代表して質問しているのだから、なにを重点にしているのか、もっと積極的に読者に知らしめるべきではないのか。さらに社会面には、昨年９月７通の遺書を教壇に置き、教室で自殺した小学六年生の女児の話が載っている。すでに昨日の段階でTVに取り上げられ、滝川市教育委員会の指導室長（？指導部長）千葉潤なる人物の、「遺書ではなく手紙だ。」「手紙（遺書）の中に、いじめと言う言葉は入っていない。だからいじめはない」「暴力を振るわれたとは聞いていない」などの驚くべき発言が伝えられているにも関わらず、単に「教委『事実未確認』」とのみしている。本来教室で自殺を図っていたことすら驚きなのに、教育委員会は　それを全く発表せず、対応策もとっていない。このことは、自分の子供を学校に入れている親はもとより、その周辺の人たちにとっても非常に重大な問題ではないのか。今までも何度か朝日新聞がおかしいと書いてきましたが、ここまで自分の問題意識と離れて来ると、新聞を取る必要性が疑われてきます。しかしインターネットだけでは不安だし、読売や産経は一月読むと飽きてくるし、毎日も宗教団体に弱いし、まさか埼玉新聞ではどうしようもないし・・・