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教育再生会議 野依議長の資質

2006-10-19 22:21:23 | メディアから
教育再生会議が、原則非公開にすることが決まったと言う。野依氏は、会見で、「事実は真実の敵である」と言う言葉を持ち出し、「議論が甲論乙駁に成ることも、ネガティブっぽく議論することもある。そうではなく、結論が重要ではないか。ここの発言を整理してまとめた方が国民に有益じゃないか」と説明したと言う。彼はノーベル賞の受賞者かも知れないが、教育に対してどんな見識を持っているのだろう。彼は自分の弟子をどんな態度で教育したのだろう。理化学の実験と人間の教育は違う。化学の反応であれば、ひとつのことが、絶対の真実になるが、人間の教育に絶対はあるのか。その部分が根本的に違っているのではないか。甲論乙駁の議論を公開することにより始めて、教育再生会議が出した結論を認知してもらえるのではないか。私にはこの野依氏が、思い上がっているようにしか思えない。自分達の出す結論が最善だと思い上がるのはたいがいにして欲しい。彼は昭和48年から名古屋大学の教授を半世紀以上勤めている。その間の研究者としてでは無く教育者としての実績はどうなんだろう。他の教授とは違う実績を何か残しているのか、もう一人ノーベル賞を採る研究者を育てることが出来たのか。灘校から、京大へ進み、名古屋大の教授と言うエリートコースを歩んでいても、何故東大ではなかったの?? 何故、京大に戻れなかったの?? そんな人が、自分の出した結論だけ伝えれば、国民にとって有益だ!!などとよく言えたと思う。このこと一つとっても私はこの教育再生会議の意義を認めることは出来ない。色々なところから、色々な思惑交じりで集められてメンバーではないですか。積極的に百家争鳴を仕掛けそれを公開することにより、国民の利益を図ってゆくことが、この会議のあるべき姿なのではないのですか。それとも、安部総理か、あるいは、そのゴーストの教育論を実施するためにのみ、この会議は存在するのですか??? なんとなくこの野依議長の言動を見ると、悪い事が起こりそうですね。そしてどんなことが起ころうと野依は責任を取るつもりは無いし、取れもしない。ただ誰かの振り付けでさも自分で踊っているように見せるだけ・・・
コメント
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