内閣府が19日発表した平成23年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0・9%減、年率換算で3・7%減となり、2四半期連続のマイナス成長となった。3月11日に発生した東日本大震災で、個人消費や企業の生産活動が大きく落ち込んだことが響いた。
GDPの6割程度を占める個人消費は0・6%減で、2四半期連続のマイナス。自粛ムードの広がりや計画停電で、レジャーなど不要不急の支出を控える動きが広がった。
設備投資も0・9%減で、6四半期ぶりにマイナスに転じた。地震や津波で東北の沿岸部を中心にサプライチェーン(供給網)が寸断。部品の調達が滞り、自動車などの生産がストップしたためだ。企業が在庫を取り崩す動きも相次ぎ、在庫品は0・5%減と「比較的大きなマイナスの寄与」(内閣府)となった。
輸出は0・7%増とプラスだったが、自動車の生産縮小などで小幅な伸びにとどまった。
実質GDPをどれだけ増加させたかを示す寄与度は個人消費などの内需がマイナス0・8%、輸出から輸入を差し引いた外需がマイナス0・2%で、ともに成長率を押し下げた。
物価の動きを反映し、生活実感に近いとされる名目GDPは、前期比1・3%減(年率5・2%減)。物価の総合的な動きを示すGDPデフレーターは前年同期比で1・9%下落した。
同時に発表した22年度のGDPは実質が前年度比2・3%増、名目が0・4%増で、ともに3年ぶりのプラス成長となった。ただ、GDPデフレーターは1・9%下落し、過去最大の下げ幅を記録。デフレが続いていることを裏付けた。
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110519-00000526-san-bus_all)
そらこうなるわな。
未曾有の地震とはいえ、政府が無能すぎるから仕方ない。
政府から出て来る言葉は「節約、節約!」。
時々聞こえて来るのは「消費税増税!」。
雰囲気を暗くするのは大得意みたいや、この政府!
取りあえず日銀は動いたけれども、政府は経済対策を全く打たず。
国内にも海外にも風評被害をばらまく。
原発では情報を隠す。
官房長官は昼の記者会見で思ったことを好き放題喋り、後場から日経平均株価を暴落させる。
第2次補正予算は今国会では提出しないと言う。
しかし野党からつつかれると1.5次補正予算案を出し、小幅延長し国会は締めると言う。
復興復旧対策は遅々として進まない。
政権の延命しか興味のない政府。
総理の椅子しか関心のないボケ菅総理。
4~6月期がどうなるか、見なくても分かる!
1496号