ぼけ~~~っと人生充電記!

こんな時だから、こんな時だからこそ、色んな事を書き残していきます。

<衆院選>首相、与党大勢に妥協 8月30日投票

2009-07-13 20:51:50 | 時事ネタ

 麻生太郎首相が13日、衆院選の日程を7月21日にも解散?8月30日投票と決めたのは、内閣支持率の低迷する中、可能な限りの先送りを求める与党内の大勢と、「麻生降ろし」に対抗するため早期の解散に踏み切りたい自身の事情との妥協点を探った結果だ。
 首相は12日投票の東京都議選直後に解散し、8月上旬投票とする日程を模索していたが、都議選で自民党が惨敗し「このまま衆院選に突入すれば自民党の大敗は免れない」との見方が党内に広がった。都議選から衆院選までの期間を長く取りたい公明党はもともと8月下旬以降の投票を求めており、与党内の反発を覚悟で早期解散に踏み切れば、かえって首相退陣論に火がつきかねない状況だった。
 ただ、国会会期末(7月28日)ギリギリまで解散を先送りすれば、党内の反麻生グループに「麻生降ろし」の猶予を与えることになる。衆院選は解散から40日以内に投票しなければならないため、8月30日に投票日を設定したうえで最大限早められる解散日が7月21日だ。
 しかし、主要地方選で連敗の続く自民党にとって8月30日の投票までに態勢を立て直せる見通しがたっているわけではない。自民党の派閥領袖の一人は「時期で慌てることはない。ただ、時間があり、党内のごたごたが心配だ」と警戒。中堅・若手には「都議選に惨敗した直後に解散日程を決断するなんて、自民党を解体させる気か」と麻生首相への不満がくすぶり、次期衆院選に向け党内が一枚岩になれるかはなお不透明だ。早期の衆院解散に警戒感を強めていた公明党は「以前から8・30を主張していたので、結果的に良かった」(幹部)と安堵(あんど)感が漂った。
(http://www.excite.co.jp/News/politics/20090713/20090713E10.082.html)



アホウ総理はとにかく自分で解散したい。
今まで解散のチャンスはいくらでもあったのに・・・。
自民党からしたら都議選敗退後のすぐの解散なんて考えられない。アホウをおろして看板を架け替えて選挙したい人もいる。
すったもんだで結局来週21日頃の解散、8月30日の投票を決断した。
やっっっっと決断した。

でも何か間延びした話やな。
総理が「解散する」って言ったら即日のような気がしてた。
それが1週間後って・・・。




民主党からするとアホウ総理で解散して欲しい。すぐに解散して欲しい。一応希望が叶ったってとこかな?

他野党はどうか?解散はすぐにでもして欲しい。でも……。
民主党は都議選で勝ち過ぎた。
共産党は5議席減らし、社民党の議席獲得はならなかった。
風は民主党に吹いており衆院選でも同じことになるのではないか。
小選挙区は勿論のこと、比例区も民主党優位となると、自民党の大敗と共に共産党、社民党にとっても厳しい選挙になるであろう。
逆風は自民に吹き、今までちょろっと吹いていた風が共産党、社民党から逃げていく……、そんな感じがする。



解散まで1週間。
それまでにアホウ降ろしにならないか。
総・総分離という手もある。
解散までまだまだ目が離せない。
                        876号
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<臓器移植法>参院も「A案」で成立 「脳死は人の死」

2009-07-13 20:16:44 | 時事ネタ

 臓器移植法改正案は13日午後、参院本会議で採決され、3法案のうち、脳死を一般的な人の死とする「A案」(衆院通過)が賛成138、反対82の賛成多数で可決、成立した。15歳未満の子どもの臓器提供を禁じた現行法の年齢制限を撤廃し、国内での子どもの移植に道を開くとともに、脳死を初めて法律で「人の死」と位置づけた。ただ、死の定義変更には強い慎重論が残る。このため、A案提出者は審議の中で「『脳死は人の死』は、移植医療時に限定される」と答弁し、配慮を示した。
 現行法では15歳以上でないと臓器提供ができず、小児が自分のサイズにあう臓器の移植を受けるには渡航するしかない。だが、世界保健機関(WHO)は海外での移植の自粛を求める方向で、将来渡航移植の道が狭められるのは確実だ。97年の法施行以降、国内の脳死移植は81件にとどまっており、A案は年齢制限の撤廃とともに脳死を人の死とすることで、臓器提供の機会拡大を目指す。
 臓器移植法の改正をめぐっては、6月18日、衆院でA案が投票総数の6割の賛成で可決され、参院に送付された。しかしA案に対し、参院側は「移植の拡大は必要だが、死の定義変更には社会的合意がない」と考える議員も多い。このため、与野党の有志はA案を踏襲しつつ、脳死の定義は現行通りとする修正A案を提出した。
 一方、A案支持の中核議員は「脳死の位置づけを変えたらA案の意味がない」と修正を拒否。修正A案を「中途半端」と判断した議員が多数をしめた。ただ、「一般医療で脳死後の治療中止が広がりかねない」といった慎重論には配慮せざるを得ず、提出者は新しい死の定義について「臓器移植法の範囲を超えて適用されない」と答弁した。
 A案への懸念は、本人の意思が不明でも家族の同意だけで臓器摘出ができる点にもある。臓器摘出後に本人が拒否していたと分かることも否定できない。成人より難しいとされる、子どもの脳死判定も課題となる。
 採決は修正A案、A案に続き、現行法の枠組みを残しながら子どもの臓器移植のあり方を1年かけて検討する「子ども脳死臨調設置法案」の順で行う予定だったが、修正A案が賛成72、反対135で否決後、A案が可決されたため、臨調設置法案は採決されなかった。臨調法案に賛成の共産党以外の各党は党議拘束をかけず、各議員が自らの死生観に基づいて投票した
(http://www.excite.co.jp/News/politics/20090713/20090713E10.076.html)                           


                         
衆議院で法案が可決された時にも書いた通り(参照6/18 848号)、とても難しい問題であるが私はこのA案でよいと思った。だから参議院でちゃんと審議され採決して欲しいと思っていた。なぜなら採決前に衆議院が解散されると廃案になるらしいからだ。
幸いにも?アホウ総理の決断力のなさに助けられ今日の採決となった。


野党が多数を占める参議院でA案が可決するとは思わなかった。
さすがは良識の府、参議院である。


ただこれで臓器移植が推進されるかというとどうだろうか?
件数は増えるとしてもそれ程でもないと思う。
死者の体に傷を付けることに嫌悪を感じる人は多いと思う。
臓器移植に対する日本人の認識を高めなければならない。
施行までに、施行後にもやることはいっぱいある。
                        875号
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