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タイの女子バレー、東京五輪には出場できるかな?

2016年05月21日 | タイの名所、名物、料理
 
 昨日、日本の女子バレー (世界ランキング5位) が、3-0でドミニカ共和国 (同7位) を
下し、通算4勝1敗 (勝ち点11) として、リオデジャネイロ五輪出場権獲得に王手をかけました。 

タイ (同13位) もカザフスタンに3-0で勝ちましたが、通算2勝3敗の5位 (勝ち点7)で、残りの対戦
相手が韓国 (同9位) とペルー (同21位) です。 韓国は日本を破り強いですから厳しくなりましたネ。
でも日本も残りの対戦相手はイタリア (同8位) とオランダ (14位) ですから予断を許されません。

 

五輪出場の条件は、アジア大陸予選枠の日本・韓国・タイ・カザフスタンと世界最終予選枠のイタリア・
オランダ・ペルー・ドミニカ共和国の8チームが総当たりで戦い、アジア最上位チームと、そのチームを
除いた上位3チームの計4チームが、リオデジャネイロ五輪の出場権が得られます。
 
確か12年のロンドン五輪も日本が4位でタイが5位、しかも小差でタイが初の五輪切符を逃しています。
そんな流れがありましたら タイにとっては、やはり18日の対日本戦は 因縁の対決となりました ・・・

 
 <抗議するタイのキャテポン監督>

結果、日本にタイが3-2で逆転負けを帰しましたが、バレーボールの試合では珍しいレッドカードが大事な
場面で タイのキャテポン監督に出され、2点を失ったことが後味の悪い試合になってしまいましたネ。

どっちが勝ってもおかしくない互角の試合でしたので尚更でしたネ。 最終第5セット、12-8から、
監督の抗議に対して主審からレッドカードを出されて1点を失うと、12-13の場面でも選手交代に

難航する遅延行為でさらに1点を失ってしまいました。 キャテポン監督は試合後、「審判の考えが
分からない。 こんなことはコーチ人生で初めてだ」 と怒り狂っていました。 ジュニア時代から手塩に
掛けて約10年間を要して熟成してきたチームの初の五輪出場に挑んでいるわけですから、よく分ります。

 
 <タイチームが勝っておかしくなかった>

タイ人監督へのレッドカードで日本が2点を追加し、日本が6点差を巻き返す要因となりましたから、
タイの敗戦が確定した直後から、タイのSNSなどのサイトや日本バレーボール協会のフェイスブックに
5千件を超える抗議や批判のコメントが寄せられたようです。 ほとんどタイ人からだったそうです。

中国・日本・韓国の “アジア三強” に対抗する力を着々とつけてきているタイ。 2007年に
初のワールドカップ出場を果たし、2009年には中国を破りアジア選手権で初優勝、2013年には
同選手権で日本に勝って優勝するなど、近年のタイの実力は伸び盛りで、大変な勢いがあります。

 

チームの持ち味はアジア屈指の好セッターであるヌットサラ選手からから繰り出される多彩な
コンビバレー (時間差攻撃) やミドルブロッカーのプルームジット主将、そして日本のJT

マーヴェラスで2シーズン活躍したエースのオヌマーなど日本でも知られている選手が
10年以上、ほぼ固定されて戦い続けていることが強みです。  しかし若手も育っています。

 

18日の日本戦でも出場しましたが、身長180センチを超える22歳のタットダオ選手、20歳の
アチャラポーン選手、16歳のチャッチオ選手と楽しみな選手も急成長しています。 
今回は無理でも、2020年の東京五輪にはタイも十分に出場できるレベルに来ていますヨ。  


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