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タイ国産のマンゴスチンが日本のスーパーにも並びそうです!

2023年07月25日 | タイの名所、名物、料理

 日本で簡単に食べられないタイの代表的な果物といったら、ドリアン・マンゴスチン・

マンゴー・ランプータン 等々でしょうか。 ランプータンは余り知られていないかな?

 

タイ国のドリアンは世界の生鮮ドリアン市場の 90%以上を占めており、すっかり有名ですが、

タイ国のマンゴーやマンゴスチンも好きな日本人も多いでしょうネ。 私も その一人です。

ドリアンが果実の王様なら、誰が言ったか? マンゴスチンは果実の女王様ですからネ。

 

そのタイ国のマンゴスチンは、日本のスーパーなどで余り見かけることはありません。昨年も

日本へは、82.4トン(1,300万バーツ相当 = 約5,200万円)しか輸入できていませんでした。

 

それは現在、タイ国から日本にマンゴスチンを輸出するには、“ミバエ(害虫)駆除の為の

蒸熱消毒が必要で その手間とコストがかかり、高くなってしまっている と言われています。

 

ミバエは、果実に卵を産み付け、幼虫が果実を食害しますので農業への被害が大きく世界的な

害虫として知られています。  日本にはミバエは生息していないので、日本農林水産省は、

 

日本へのミバエ害虫の侵入を防ぐことに注視しています。  例えば 海外から輸入される

マンゴーなどの青果は、蒸熱処理を施し、日本の植物検疫を受けたうえで流通されています。

 

 <かぼちゃ葉についたミバエ>

そう、現地の果実店や土産店などで一般に売られている生のマンゴスチンは、輸出条件を

満たしていませんので、日本への持ち込みは出来ず 日本の空港で没収されてしまいます。

 

但し、日本向けに一定の基準で消毒された後、日本向けの箱に梱包され「植物検疫証票」が

貼付されており、日本に到着した空港で検査を受けるまで開封されていなければOKです。

これらの条件を 満たしているマンゴスチンやマンゴーは免税売店などで見かけますよネ。 

 

ところがタイ国営メディアのNNTが先週、“日本政府はタイ産マンゴスチンに関し蒸熱消毒を

使わない方法で輸入できるようにした“ と報じています。 来月にも出荷可能のようですヨ。

 

その方法は明確にされていませんが、そうであれば 日本のスーパーにタイ産のマンゴスチンが

並ぶようになりますので、マンゴスチンファンには朗報ですよネ。 タイ国際貿易振興局では、

 

「日本への輸出が年間300トンになるだろう。さらに近い将来には、数千トン規模に拡大する

ことが見込まれる」とコメントしています。生産農家も大喜びしている画像が流れていました。

 

ところで、マンゴスチンもタイ国の一部では持ち込み禁止にしているホテルもあります。

ドリアンは異臭を放ちますから理解できますが、マンゴスチンはどうしてだと思いますか?

 

その理由は赤い皮にあり、赤い皮の赤いエキスがシーツなどにつくと取れないためだそうです。

さすが果実の女王様です(苦笑)。 マンゴスチンを食する際は、気をつけて下さいませ。  



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