今日から海外女子メジャー第４戦「アムンディ・エビアン選手権」がスタートです。会場は
フランスのエビアン・リゾートGC（6,523ヤード・パー71）ですネ。日本勢は、世界ランクの
上位順に古江彩佳、畑岡奈紗、山下美夢有、笹生優花、岩井千怜、西郷真央、渋野日向子、
勝みなみ、西村優菜プロ、そしてアマの馬場咲希さんの総勢10人の選手が出場します。
＜宮里藍さんが初優勝したエビアン選手権＞
この「エビアン選手権」は、日本人にとっては相性の良い大会と行ってもいいでしょうネ。
メジャー戦に昇格する前ですが、1997年に小林浩美会長が、2009年と11年には宮里藍さんが
優勝を飾っています。エビアン選手権がメジャーに昇格したのは13年以降ですが、最も多くの
日本選手が出場したのは22年の７人ですので、10人は最多出場人数となります。近年の
相性では、21年に古江プロが単独４位に、22年には西郷プロが３位タイに入っています。
今年も その相性は継続されるでしょうか？ 今年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で
単独２位に入った笹生プロ、「全米女子オープン」４位タイの畑岡プロに期待がかかります。
日本女子国内ツアーを牽引する山下、岩井千怜プロも、今度こそは意地を見せてくれそう。
タイ国からはアタヤ・ティティクル、モリヤ / アリヤ・ジュタヌガーン姉妹、パティ・
タバタナキット、ジャスミン・スワンナプーラ、ウィチャネ・メーチャイ、ハラビー・
ブンチャント、パジャレー・アナナルカルン選手、そして、アマチュアのエイラ・
ガリツキー選手ら９人です。現在は、世界ランク９位のアタヤ選手が、そろそろ
活躍しそうな気がするけど どうでしょうねぇ～
聞き慣れないアマのエイラ・ガリツキー選手は、今年３月にシンガポールで行なわれた
「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で優勝した選手ですネ。荒木優奈さん
（日章学園高二年生）が、トータル６アンダーの３位タイで終わった大会です。
＜エイラ・ガリツキー選手＞
18歳のガリツキー選手は、単独首位から出て四つ伸ばし、２位のキム・ミンソル選手
（韓国）に５打差をつけるトータル14アンダーで圧勝した躍進ぶりは見事でした。
この優勝で、今大会の「アムンディ・エビアン選手権」の出場権が与えられています。
2018年に同大会でアタヤ選手が優勝していますので、タイ国から二人目の偉業でした。
タイとカナダの二重国籍を持つ彼女は、昨年あたりからメキメキ頭角を現して来たよう。
22年のベトナムでの「東南アジア競技大会」で団体金メダルを獲得、スコットランドの
カーヌスティでの R&A 女子アマチュアでは、準々決勝と活躍していました。それが３月の「女子アマチュア
選手権」で花開きました。馬場咲希さんとは良きライバルになりそうで 二人の活躍も楽しみです。 
