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タイでタイ料理を食する際は 砂糖と塩分の量に注意しましょ!

2023年03月02日 | タイの名所、名物、料理

タイ国では2017年9月から砂糖の含有量が多い市販ドリンクに物品税をかけています。

「肥満防止や健康促進」を目的とした政策の一つですが、4月から増税されるようです。

 

タイへ来て、コーヒーやお茶の甘さに驚く人が多いんですが、WHOによると、一日あたりの

タイ人の砂糖消費量は、世界の平均値より3倍摂取していると指摘されていました。更には、

 

国際糖尿病連合の発表(2013年)では、タイの糖尿病人口は約490万人と多く、政府としては、

国民の砂糖摂取の減量は急務だったんですネ。物品税は国民の健康を守るための政策の一つ。

 

その結果、糖尿病人口が減ったのか、成果が出ているのか、公表されてないようですが、

4月1日から増税するのであれば、国民も その後の効果を知りたいでしょうねぇ~

 

砂糖の摂取量が減ったとしても、一難去ってまた一難、今度は公衆衛生省(保健省)が、

「2020年にはタイの人口(約6,617万人)の約18%の人が慢性腎臓病に苦しんでおり、

その内約20万人が末期段階にある」といいます。今度は原因となる塩分の減量です(苦笑)。

 

米国腎データシステム (USRDS) のデータでは、タイ国は腎臓病の患者が、世界第5位に

ランクされているそうで、これも問題です。大きな要因は、塩分(ナトリウム)の過剰

 

摂取であり、タイ人の一日平均摂取量は、WHO推奨である「成人の減塩目標5g」の

2倍以上になっているようですからネ。 日本も高いほうで、確か6g未満を推奨

されていますよネ。タイ人は5gの2倍以上って、この塩分摂取量は高いですねぇ~

 

タイ料理は好きですが、確かに塩分濃度は高いですよネ。日本にあるタイ レストランの

料理は塩分控えめになっていますが、タイ国で食べるタイフードは塩分が濃いですものネ。

 

ナンプラー(魚醤)やペースト状調味料などで スープも濃くなっていますし、脂っこい

料理も多く、野菜も少ないですしネ。言われてみれば、自然と塩分を多く取ってしまいます。

 

腎臓病を予防するには塩分の摂取量を減らすことです。が、腎臓も沈黙の臓器と言われている

通り、酷く悪化するまで症状が現れませんから、知らず知らずに塩分過多で手遅れに ・・・

このように悪化してから病院に来る患者が、毎年 7,000人以上は居るといいます。

 

これからは、タイ料理店や屋台に必ず置いてある四つの調味料、辛味のプリック・ポン

(粉唐辛子)、甘味のナムターン(砂糖)、酸味のプリック・ナムソム(唐辛子入り酢)、

塩味のナンプラー(魚醤)には、糖尿病と腎臓を意識して、多く取らないよう留意しましょ。  



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