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nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

アメリカと取り合いをしているコーヒー!

2020年09月03日 08時39分37秒 | コーヒー産地情報
おはようございます!

今朝のサーカス家のコーヒーは

インドネシア マンデリン リントン タノバタックです。




インドネシアは

ブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ

第4位のコーヒー生産国です。

コーヒー生産量は

量産型のカネフォーラ種(ロブスタ種)が90%で

高品質なアラビカ種はわずか10%です。

20世紀初頭に

コーヒーノキの病気である

葉さび病が流行し

アラビカ種の大半が壊滅してしまいました。

その中でも標高1000m以上の地域でのみ

アラビカ種は栽培されていません。

スマトラ島のアラビカ種は「マンデリン」と呼ばれて

コクのある風味で日本人に人気です。

また、近年、アメリカでも人気が出て

高品質なアラビカ種はアメリカとの取り合いになっている状態です。


メダンの近くです。

スマトラ島のトバ湖南部のリントンニフタ村で

サーカスコーヒーでご紹介しているマンデリンは育っています。



リントン周辺は、キリスト教を進行する

バッタック族が居住し、コーヒーを中心とした農業を営んでおられます。

バッタック族は、

6つの民族(トバ族、シマルングン族、パッパク族、マンデリン族、ニアス族)

から成り立っています。

名称である

「タノバタック」とは「民族の大地」

を意味します。



伝統的なスマトラ式で代々受け継がれた

スマトラ式で精製され

古き良きコクと甘みのあるマンデリンが作られています。



個人的にも好きなアイテムで

紫竹ブレンドのメインのコーヒーとして使っています。

是非お試しくださいね。

今日も一日頑張りましょうね!


 

インドネシア ワハナ農園 ロングベリー!

2020年07月27日 09時00分21秒 | コーヒー産地情報
今日7月27日(月)は定休日です。


おはようございます!

今朝のサーカス家のコーヒーは

インドネシア ワハナ農園 ロングベリーです。





コクと深みと甘味が感じられるように

深煎りで焙煎しています。

「ロングベリー」とはコーヒーの品種です。

その名の通り

特徴的な長細い大きな豆の形をしています。



エチオピア原産のこの品種は

元々アチェに持ち込まれ栽培されていました。

これをトバ湖エリアにあるワハナ農園で栽培を開始しました。

その結果

アチェロングベリーとは異なる

オリジナルな味わいを持つ

ワハナロングベリーとして

唯一無二の風味となりました。



ワハナ農園を

私も数年前に実際に訪れて

見学もさせていただきました。



インドネシア のコーヒー栽培は

基本的には小農家が大半を占めますが

その中でも

規模の大きな農園で

その管理体制を生かして

今までの伝統だけに縛られない

最新の技術を取り入れてきておられます。





こちらから購入いただけます!




生産地: ワハナ農園(スマトラ島 北スマトラ州 シディカラン)

標高: 約 1300m

品種: ロングベリー

精選方法: 水洗式

規格: グレード 1( 5 欠点以下)

サーカスコーヒー での安定の人気「コンゴチェガンダ 2000」について

2020年07月25日 09時01分51秒 | コーヒー産地情報
今日7月25日(土)は営業しています。

26日、27日は定休日です。



今朝のサーカス家のコーヒーは

2016年から取り扱いを始めて

それ以来、人気の定番アイテム「コンゴチェガンダ村」です。



コンゴ民主共和国といわれるアフリカ中部の産地です。



このコーヒーは、

ルワンダの国境に近い南キブのコーヒーです。

長い内戦や

エボラ出血熱など

不安定な社会情勢で

年によっては入荷できないこともあります。

来年も入荷できるかわからないような

希少なコーヒーです。

私もこのコーヒーを扱うまで

ほとんど知らない地域でした。

2016年ぐらいから取り扱いを始めましたが

世界の国際情勢に

大きく影響を受ける商品であるということを

多くの方の知ってもらいたいと思います。

そして、取り扱うようになって

実際に仕入れにコンゴに行かれている

韓国の方に

コンゴのお話会をおこなっていただき

現状を知ることができました。

国内の内乱状態から落ち着き、

コーヒー栽培を通じて、

元民兵などの雇用の場所として

コーヒー農園が整備されつつあり、

復興の途中にある国だということでした。

コーヒーの品質はあまり期待していなかったのですが

復興途中にある段階としては、

驚くほどの素晴らしい味わいを感じました。

まだまだ情勢は安定しませんが

ファンの方も多いアイテムです。


以前の記事はこちらから











コンゴ チェガンダ村 2000(標高・降水量)

概要 生産地区:コンゴ、南キブ、カレヘ地区、ムビンガ・ノード区、チェガンダ村

Cheganda Village, Mbinga Nord District, Kalehe Zone, South Kivu Region

組合名:ムンガロ(Mungaro)

組合員数:450 名(内 45 名が女性)

標高:1800-2000m

土壌:石灰質豊富な火山灰性土壌 Ph:5-6

年間降水量:平均 2000mm

育成:シェード栽培

主要品種:ブルボン系

精製:浸水式発酵(Wet Fermantation)

乾燥:アフリカンベッドでの天日乾燥

新豆 コスタリカ ソノラ農園 ブラックハニー になります!&7月23日はお休みです。

2020年07月22日 10時18分06秒 | コーヒー産地情報
明日7月23日は祝日で定休日とさせていただいています。

24日は臨時で営業しています。

昨晩はすごい雨が京都北区は降りましたが

今朝は朝から真夏の日差しです!






さてさて

今朝のサーカス家のコーヒーは

新豆コスタリカ ソノラ農園 ブラックハニー です。






コスタリカでのコーヒーの歴史は200年をこえています。

従来、農協や大規模農園が多かったのですが

2000年頃より「マイクロミル」と呼ばれる

小規模生産者が独自に水洗設備を持つことで

農園ごとに独自の品質の高いコーヒーを生産する体制が生まれ

スペシャルティコーヒー産業の発展と共に成長してきました。



ソノラ農園は

セントラルバレー と呼ばれるコスタリカ におけるコーヒー生産発祥の地に位置し

ポアス火山のの麓に広がり、水はけの良い肥沃な火山灰土壌です。

この農園内の電力は

すべて農園内の自然の水力発電で自家発電された電気です。


ディエゴさん

環境にも配慮された

農園は、父アルベルトと息子ディエゴで運営されていて

息子ディエゴさんは

消費国に出向き消費者の意見をフィードバックして

新しい取り組みにもチャレンジされています。





とってもバランスの取れた中に果実味の甘味がある味わいです。



コスタリカ ソノラ農園 ブラックハニー

栽培地:セントラルベレー地域 カリージョ アルトデポアス

地理:ボアス山麓に位置、火山灰土壌

標高:1050〜1300M 平均降雨量:2000mm 平均気温 18度〜22度

農園主:ガルディア一家

品種:ビジャサルチ種

是非お楽しみください!

バーチャル東ティモール④キッチン事情

2020年05月07日 08時48分02秒 | コーヒー産地情報
おはようございます。

今日から

営業再開します。

久々の早起き。

何とか起きれました(笑)


今日の京都は爽やかで最高の朝でした。


ちょうちょみたいで可愛いですね。


かえでのプロペラが少し色づいていました。
こんな風に色づいていくんですね。
今まで気がつきませんでした。



長らくお休みをいただき

誠にありがとうございました。

GW中から

東ティモールツアーを続けていますが

このまま続けていきたいと思います。

よろしくお願いします。

実際にホームステイさせていただく

ロビボ集落に到着しました。


子供たちはたくさんおられるのですが
結構恥ずかしがり屋さんがほとんどでした。
大人の方もシャイな方が多く
この集落の方の気質か
東ティモールの方の気質なのでしょう。




このようなカマドで料理されています。



携帯電話を持っておられる方も多いですので
この文明のギャップにちょっと正直驚きました。


炎を囲んで
とってもいい感じの夜でした。


寝る場所は、なかなかサバイバルな感じで
ここで男3人が川の字で寝ます。


標高1500mぐらいになると
夜は結構冷えます。これくらいでないと寒くて眠れません。


早朝目が覚めて
朝日が登るのを待っていました。
とっても綺麗でした。


さてさてやっと次から
コーヒーの話が出てくるかもしれません笑

続く