goo blog サービス終了のお知らせ 

nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

2月27日伊勢丹パンフェスまで後5日!エチオピアゲシャビレッジ農園再登場です!

2019年02月22日 09時03分42秒 | コーヒー産地情報
おはようございます!
今朝のサーカス家のコーヒーは
グァテマラエルインヘルトです。




ブログ為に

日数を数えてみると

もうあと5日なんですね!

今回も特別なコーヒーとして

エチオピア産のゲシャ種を

伊勢丹さんのイベントに

お持ちすることができました!

改めてエチオピア産のゲシャのコーヒーを

ご案内いたします。


「ゲイシャ種」という名前が有名になったのは

パナマでこのゲイシャ種が栽培されて

今までにない特別な風味がでて

世界中のコーヒーファンの中で

有名になりました。



そのゲイシャ種の誕生した場所が

エチオピアの「ゴリゲシャの森」という

場所でした。

もともと、

コーヒーの「アラビカ種」の原産地が

エチオピアなので

自然交配を繰り返しながら

野生種として今でもまだ

分類されていないような品種もあるということです。

そんな中で

「ゴリゲシャの森」発見された品種です。



そして、その森を守り続けていた

メアニット族の人々と相互理解をしながら

その土地でゲシャビレッジ農園を拓かれたということでした。

実際にその農園主のアダムさんが日本に来られた時に

直接お話を伺う事でできました。



初めは資材を運んだり人が移動するための

道路作りからはじまったそうです。



エチオピアといながら

南スーダンの国境に近い場所にあるので

なかなか現地の人も近付けない場所なんだと思います。



農園として整備されてききていますが

アラビカ種の原産地で

自然の環境で育てられているので

コーヒーの本来の原種に近い味わいを

今この現代に飲むことができます。


そう言った意味でも

味わい深いコーヒーです。



貴重な機会ですので

是非一度お試しいただきたいと思います。

伊勢丹さんで販売します!


コンゴ民主共和国の予習編

2018年07月04日 21時16分59秒 | コーヒー産地情報
今朝のサーカス家のコーヒーは
コンゴです。
しっかりとしたアフリカコーヒーらしい力強い風味です。



ワールドカップも準決勝ですが
タッチは一足先に決勝戦が始まりました。



今は少なくなった工業高校ですね。


鬼監督 柏葉監督



さてさて

コンゴ民主共和国について

基本的な情報を知っておいていただきたいと思います。



色々と調べていくと
とても複雑な歴史と社会情勢です。



場所は、アフリ大陸の中央で

アフリカでは、

アルジェリアに続いて2番目に大きな国土で

世界でも11番目の広さになります。

1997年まではザイールといわれていた国です。

共用後はフランス語です。

人口は約6200万人と推定されています。



豊富な鉱物資源があったため

昔から色々な思惑と利害関係が入り乱れて

紛争の絶えない地域です。

その中でコーヒーの栽培は

2013年推定で11000人以上のコーヒー農家があります。

1989年以降の

内戦の勃発で、生産量が激減しました。

2012年コンゴ民主共和国政府が、

コーヒー生産復興戦略計画を打ち出し

大きな予算を計上して

2015年には減産になる前の水準まで増産しているとみられます。

今取り扱っている産地は

コンゴの東北部で

ルワンダとの国境にあるキブ湖周辺のエリアです。





以前お話をお聞きした中で

現地では元民兵だった人の雇用の場所として

コーヒー栽培、コーヒー農園があるということで

コーヒーの栽培が現地の人にとって大切な産業になっているということでした。



そういった内容を確認して

7日にイベントにご参加いただければ

より内容が理解できるのではないでしょうか?




参考資料:ウェキペディア




サッカー=ブラジル=コーヒー

2018年06月25日 20時46分00秒 | コーヒー産地情報
おはようございます。

昨晩は、サッカーニュースの合間に

「昼顔」を見ていたら

最後怖くて寝れなくなって

連日の寝不足の店主です。




今朝のサーカス家のコーヒーは
ブラジルガウリロバ農園浅煎りです。

浅煎りにしていますが
とてもソフトで舌を包み込むような柔らかい味わいです。




サッカーワールドカップは、盛り上がっていますね。

サッカーといえばブラジルですね。

ブラジルといえばコーヒーですね(笑)




あまりサッカーの詳しくない私でも

ブラジルのネイマールは知っています。

ネイマールがボールを持つと

他の選手と違う事がわかりますね。

日本も勝ち残って

ブラジルと対戦するようなことになれば

とても嬉しいです。


現在サーカスコーヒーで

ご案内しているブラジルコーヒーは、

ガウリロバ農園です。


ブラジルは、

世界のコーヒー生産量の3割といわれる生産量を誇っていて

150年間世界一です。

ブラジルコーヒーは、

広いブラジル各地で生産され、

サントスという港に送られて

そこで格付けされて、輸出されていきます。


ブラジルといってもとても広いので

それぞれのエリアで

違う味わいのコーヒーが収穫されます。

それをサントスで評価し、

買い手の希望の味わいを

ブレンドして作っていくのが

特別な資格を持った

ブラジルコーヒー鑑定士(クラシフィカドール)

と言われています。


昔はサッカー選手と

同様ブラジルの子供たちが憧れる職業のひとつだったようです。

以前は、評価の方法としては、

欠点の味わいを見つけ出して、

評価等級分けをしていました。

当時は、沢山収穫できるように

生産効率を重視した栽培を行っていました。


そう言った中で

品質向上を重視した栽培をおこなう

ブラジルスペシャリティコーヒー協会の

立ち上げメンバーの一人が

このガウリロバ農園主の叔父フェルナンドパイバ氏です。


この叔父の意志を受け継いで

フェルナンドパイバ氏が

試験栽培を行っていた農園を引き継ぎ

オメロアギアール氏が

このガウリロバ農園を運営しています。

2016年には国際コーヒー品評会COEで優勝しました。

この受け継がれてきた歴史を味わっていただけます。

是非一度お試しください。

ネットショップページはこちらから


エチオピアゲシャビレッジ農園に行った気になるブログ

2018年05月25日 20時13分16秒 | コーヒー産地情報
今朝のサーカス家のコーヒーは
神戸三宮の樽珈屋さんのキューバです。

私の
コーヒー師匠の内の一人です。






カリブ海の風景が思い浮かびます。
さすがです!



一昨日、

エチオピアの

ゲシャビレッジ農園のオーナーさんに

色々と最新のゲシャビレッジのことを

お伺いしてきました。



この農園は、2011年から

アメリカ人のアダムさんと

エチオピア人のレイチェル夫人が

立ち上げられた農園です。
とっても新しい農園です。



この人が

この人。



場所は、
エチオピアでも南スーダンの国境に近い場所で

農園開拓前は、

深い森林地帯だったそうです。



エチオピアでは、

土地の個人保有が認められていないそうで

何十年という単位で国から借りるということになるそうです。

当時は、道路も通っていないような場所で

農園の初めの仕事は道を作ることだったそうです。



標高は1900mから2000mほどで

471ヘクタールで約東京ドーム100個分ぐらいあるそうです。
(わかったようなわかりにくい例えですいません。とにかくデカい)



アダムさんは、エチオピアで農園を始める前に

グァテマラ、コスタリカなどコーヒー技術の先進国で

高品質コーヒーを作る勉強をされてきたそうです。


エチオピアは、コーヒーの原産国でもあるので

コーヒーの木が自生し、

エチオピアのコーヒーの多くは

わかりやすく言うと

家の庭で生えているコーヒーの実を摘んで

農協のようなところに持って行ったりして

精製していくので

なかなか最終的なところまで

生産履歴が追えないところでもあります。


その中でも、

エリア分けされた区画で、品種も決めて、

一括した管理をしながら

栽培精製までされているところが

他のエチオピアコーヒーと違うところです。

新規の農園だからできることです。


農園の区画割りです。



その中で

一番人の多い収穫期では

900人ほどが働いていて

いつもは150人ほどが

常勤しているということでした。



私のちょっとした疑問点でしたが

「ゲシャ種は、収穫量も低く病気にも弱い」

っというイメージで質問してみたのですが

この農園では、まず「木が若い」ということと

もともと自生していた「原産国」であることということで

環境適性があり、

そんなに収穫量が極端に低いことはないそうです。


そして
昨年は収穫が始まって2年目で

今年は3年目になるそうで、

今のところ毎年収穫量は倍増しているそうです。


農園の立ち上げから

農園が徐々に成長して

有名農園になっていかれているところから

サーカスコーヒーでの販売だと、

まったく大した規模ではないですが

ちょっとでも関わらせて頂き、

直接お話を聞くことができることは

なかなか無い機会ですし、

私はとっても幸運だと思っています。


そして、そんなコーヒーを飲むことができて

同じ時代に生きているって

私はもちろん、

サーカスコーヒーでこのコーヒーと出会ってくださった皆様も

とってもラッキーだと思います。



日本にいる、私たちに今年のコーヒー生豆が届くのが

今年の9月頃になるということでした。

お値段的には、

かなりのお値段になるとは思いますが

すこしでも沢山の方に飲んで

感じて皆様にも関わっていってもらいたいと

思っていますので

それまで、楽しみにお待ちくださいね。




余談ですが、
農園の写真とはHPとかすごく素敵だと思って
それはなぜかと聞いてみたら
このご夫妻は、カメラマンでもあるということで
なんかとっても納得しました。


もちろんお仕事もしてきましたよ。

コスタリカに行きたいか!  お~!

2018年05月19日 07時51分02秒 | コーヒー産地情報
今朝のコーヒーは、コスタリカ ブルマス レッドハニーです。





っということで

今日はコーヒー産地「コスタリカ」に旅しにいきましょう!

コスタリカは、

北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の間の

ごちゃごちゃとしたところにある小さな国です。




国土の中央部に標高2000mにも達する盆地があります。

国内最高峰の山はチリポ山で標高3901mです。



地球上の生物種の5%が生息するといわれています。

「環境保全先進国」といわれ

国立公園自然保護区は総面積の1/4にもなります。

経済規模でいうと愛媛県と同じくらいの規模です。

植民地時代はもっとも貧困な国のひとつといわれていましたが

第2次世界大戦以降は、「中米の優等生」といわてれ経済発展してきました。

現在ではインテル社の進出により経済発展を続けています。

なんといっても

コスタリカは常備軍をもたないことを1949年決めました。

「兵士の数だけ教師を」を合言葉に、

軍事予算を教育予算に回し教育国家に転換したということです。

最近「コスタリカの奇跡」という映画が話題になっているようで

機会があれば是非見に行きたいです。




ただ、大麻の一大消費地になってしまっていて

社会問題となっています。

人口は415万人でスペイン語が公用語となっています。

200年以上のコーヒー生産の歴史を持つコスタリカですが、

近年はマイクロミルによる栽培技術、生産処理工程が高度化し、

素晴らしいコーヒーが沢山登場しております。




サーカスコーヒーでご紹介しているコスタリカは

ブルマスマイクロミルのレッドハニーという精製方法です。


このブルマスマイクロミルのファン・ラモンさんは、

日本のコーヒー業界では、お馴染みの生産者です。




農業技師のキャリアを持ち、

ガソリンスタンド

の経営者であるという、

コーヒー生産者としましては、

ユニークな人物であると言えます。


セントラルバレー地域で標高が特別に高いわけではなく、

気候条件に恵まれてるとは言えない中で、

毎年品質をレベルアップさせています。

(事実2015年のカップオブエクセレンスでは、見事二位入賞を果たしました。)


その秘密は、

コーヒー樹のケア、特にカップ品質を向上させるための施肥技術です。

どの肥料成分をどの時期に施肥するか、

ノウハウを蓄積しています。

農業技師のキャリアを他の生産者に提供したり、

タラスなど他の地域でコーヒー生産にトライする

など、チャレンジを続けております。

温厚なお人柄が、コク、甘味、クリーンな風味に表れていると

感じます。

私もとても気に入って

この数年変わらず継続的に

ご紹介させていただいています。

一度飲んで見て下さいね~

参考:ウェキペディア