猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

道端の小菊の花を辿って行ったら、野のオオクスノキ経由で高津戸峡にたどり着きました…

2018-11-05 07:10:40 | あんじゃあない毎日

みどり市(大間々)の高津戸渓谷です。紅葉はもうちょいかな、曇天だったせいで写真もいまいちですみません。昨日の昼過ぎ、えっちらおっちらと辿り着いたんです。
別に、大間々に用があったんではないんです。だいぶ手前に用があって出かけたついでに、だんだんと足が伸びて、たどり着いたってことなんです。

  原因は道端の菊なんです。小菊です。
走っていたら、あちこちできれいなんです。もっときれいなのを見たいなって欲かいてたら、どんどん東の方へ行っちゃったってことなんです。

   富田町あたりかな、向こうの堤防は荒砥川です。稲刈りの終えた田んぼの畦道を女性がひとり歩いてました。その左手の畔にはトビの群れです。そいで、ちょいと走って振り返ったら、農道にたくさんのカラスです。写真の右上のところに女性が歩いてます。
トビとカラスが縄張り争いをしているまん中を彼女は歩いて行きました。

  菜園の端も、間もなく芋掘りが始まる芋畑の端も、菊の花が咲いてます。いいですね。

トイレを借りに寄った大室公園の五代沼です。紅葉はまだみたいです。沼の水は緑色でした。
大室公園には、公園の中に猫が住み着いてます。いるかな…

  探したわけではありません。トイレを拝借して出てくるとき、満車の駐車場で毛づくろいしているのに出会いました。良く肥えてます。

 

  小菊です。ちゃんと手入れされているのがすごいですね。

   伊勢崎市に入りました。赤堀町の粕川です。サギが集まってました。餌場なのでしょうか、きれいですね、ちょいと小休止です。

 

 小菊は次々となんです。色もさまざまです。
菊を育てている人たちに聞くと、小菊の茎が伸びてくるたびに芽欠きして(「摘芯」というのだそうです)、半球状に成形したのを「ボサ菊」って呼ぶんだそうです。なんでそう呼ぶのかは分かりません。

  伊勢崎の東北はずれの香林まで来たら、大きな樹が見えました。この樹に向かう農作業用の道を手押し車を押した女性がのんびり行きます。私も自転車を押して、後からついて行きました。

大きな樹です。私の自転車が子ども用みたいに見えます。樹の下に白い看板が見えますが、桐生市教育委員会が建てた説明板です。
「県内でも最大級の巨木」と書かれています。「野のオオクスノキ」というのだそうです。樹高27メートル、最大幅30.4mあるのだそうです。

 目通り(人の目の高さの幹の直径)は7.7mあるのだそうです。
「野」ってのは、ここが桐生市新里町の野という土地だからのようです。

  大きく拡がった枝の先には黒い実が光ってます。この巨木だと、いったいどのくらいのクスの実がなるのかな…。この冬、この巨木1本で、いったい何羽、何十羽、いいや、何百羽の鳥たちがその命を繋ぐんかな…、感無量です。

 オオクスノキのすぐ近くにも小菊の花です。どこでも小菊の花です。

 

 大間々の街並みが見えてきました。「間々」って崖地、河岸段丘のことなんだそうです。「大間々」、渡良瀬川がつくり出した大きな段丘のあるところなんですね。それで、まちが見下ろせるんです。

せっかくなので、高津戸渓谷まで行きました。見事な渓谷です。お天気が良ければ川岸の木々の紅葉はもっと美しく撮れたはずなんですけど、曇天、残念…

  すぐ脇のながめ公園では、「関東菊花大会」が開かれていて、たいそうな賑わいでした。一昨年は、伯母さん連れて観に来たんです。
時間の余裕がないので、見物せずに素通りしてきました。
大間々のまちの通りには、鉢植えの小菊がいっぱいでした。どこもかしこも菊だらけ…

 

   帰りは25キロメートルほどの道のりをえっちらおっちら休まずペダルを踏んで帰ってきました。道すがら見た美しい小菊です。
それと、通りかかった音羽倶楽部の神沢の森、きれいですね。時間があれば寄ってきたかったです。

という菊見の行程だったんです。
「で、何のご用だったんですか?」ですか、それは内緒です。すんません。

 

 片貝まで来たら、猫が歩いてきました。若い雌猫です。尾をしっかり立てて、真っ直ぐに私に向かって歩いてきます。

  <何処から来たの?>
「大間々まで行って、お家に帰るとこなんだ、城東町に住んでるの…」
ずっとハンドルにぎってくたぶれていた掌をなめてくれました。かわいいです。

 気づいたら、奥の方で母親らしいボブテイルの白猫が、しっかりこっちを見張ってました。警戒してますね…

 

 昨日は、宇都宮で餃子祭りが開かれたんだそうです。餃子の街宇都宮は、11月第一土曜日を「餃子の日」にしているのだそうです。
負けてはならじと、前橋のゼンフーズ「かかあのぎょうざ」で夕食にすることにしたのです。

   餃子としゃぶしゃぶ用の豚ロース肉です。野菜の盛り合わせ(ネギ、ニラ、白菜、ニンジン、シイタケ)です。
そして、土鍋とコンロ持ち出して、餃子鍋と相成りました。

 自家製のポン酢にごま油を加えたタレで、辛みは、いただきもののYUZUSCOです。おいしくいただきました、ゼンフーズのかかあのぎょうざで前橋の餃子祭をやっちゃいました。静かにですけど…

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。

祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれます。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

 

 

 


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