猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

山茱萸の花が咲いたのに冷たい北風、でも自転車で広瀬川を北上、関根発電所の水槽の堆砂排出工事をスズメと一緒に見物してきました…

2021-02-28 08:45:28 | あんじゃあない毎日

サンシュユ(山茱萸)の花が咲き始めていました。
春の花です。

 岩神の飛び石稲荷から小出発電所に向かう道、昨日通ったときはまだつぼみが膨らんでいるだけだったのですが、今日は、南側に向いたの枝の一部で花開き始めていました。
昨日は昼前から強い北風が吹いていました。その風の中を、小出発電所の先の広瀬川見に出かけたんです。

 


小出発電所の水槽となっている広瀬川、川面を見ることはできません。見えるのは石積みとその上の野芝が植えられた土手です。土手の西側の道を行くと、正面に鉄塔が見えてきます。
7回目の「水が止まった広瀬川の風景」はここから始まります。

 
鉄塔が立っているところまで行くと、東京電力前橋発電所があります。戦前の1933年に運転開始した県営発電所が作られる前からあった発電所です。広瀬川を水路として利用し、最大出力1600kwの小さな発電所です。
発電所の手前に、左方向へ行く自動車は通れない狭い道があります。ここから裏手へ回り込むと、発電所の排水ピットを覗くことができます。発電をしているときは地の底から大量の水が湧き出しているみたいに見えるのですが、断水中は静かです。ピットの壁の石積みを見ていると、90年前、重機のなかった時代の土木工事に驚きを感じます。

 東京電力目橋発電所の入り口に戻ります。広瀬川の土手に階段があります。歩行者専用の橋の入り口です。

 
階段を昇って橋の上に出ると広瀬川の水面が見えます。岩神小学校脇からずっと見ることができなかった広瀬川の川面です。左側が下流方向を眺めた写真です。川の周りの住宅の二階部分が見えています。右の写真が上流方向です。少し上流に東京電力前橋発電所の水の取り込み口が見えています。殺風景と言えば殺風景なコンクリートで固められた水路です。

 
橋を渡って広瀬川の東側の道に出ます。土手沿いをしばらく上流に向かうと、川岸は緑地化された遊歩道になっています。いつもだと散歩やジョギングの皆さんがいるのですが、昨日は何せものすごい冷たい風、人影がなかったです。

  遊歩道を上流に向かうと一本橋という橋があります。橋の上から上流をながめると、水路が少しずつ浅くなってきています。水たまりのできた川底にセキレイの姿がありました。

 さらに上流に向かうと、群馬大学荒牧キャンパスの正門前に出ます。土曜日の大学は静かですが、大学前にある人気ラーメン店にはもう行列ができていました。


群馬大学荒牧キャンパスの上流には、県営関根発電所があります。9.5mの有効落差を利用し、使用最大水量99㎥/秒、最大出力7,800kWの発電所です。柳原発電所から数えて三つ目の県営発電所です。ゲートの左側に見える山形の屋根は、県総合体育センターの武道館の屋根です。右に見えている山は子持山です。

 発電所の少し下流で、流れの止まった水路の底を歩いているシラサギがいました。


発電所の上流にある水槽です。広瀬川の断水に合わせて、水槽に貯まった土砂を取り除く工事をしていました。関根発電所の水槽は、下流の水路に比べるととても大きな幅を持った広い水槽です。広瀬川の水が流れているときには、大きな池のよう、カワウなどの水鳥の姿を見ることができます。

 昨日は、川岸の木の梢から工事の様子を見物しているスズメに出会っただけでした。
今日はここまで、風が強すぎるので田口発電所まで行くのを止しました。といううことで、コンクリート水路の広瀬川の風景でした。

 


帰りに、県民会館東の公園のカワヅザクラを見てきました。間もなく満開です。

 
すごくきれいなのですが、どなたも花見をしていません。風が冷たすぎます。私もベンチに座ることはしませんでした。今日は日曜日、暖かくなってほしいです。

 

  家に戻って夏ミカンのピールの副産物のシロップで温かい飲み物を作りました。おやつは、シュクル・エト・フロマージュのチーズフィナンシェと前日に作った夏ミカンのピールです。
私がパソコンで作業を始めると、COCOが隣の椅子から覗いています。油断していると。キーボードの上に飛び乗ってきます。最近始めた迷惑な遊びです。

 

  
夕食は買い込んでおいたヒラスズキを使いました。まずはHitoshiさんのデカ大根の風呂吹きです。そして焼き物は、ヒラスズキの紅白なます載せです。ヒラスズキの切り身を酒と醤油を合わせた液1時間ほどに漬けておいて下味をつけておきます。それに小麦粉を薄くまぶしてフライパンで焼いて、紅白なますを載せ、なますの甘酢を掛けました。おいしいですよ。刺身替わりは、湯引きしたヒラスズキの尾肉を菜花と酢味噌和えにしました。

  酢の物は、土佐文旦、シメジ、カリフラワー、赤大根、菜の花です。汁は大根とネギ、少しベーコンを入れました。
焼き魚になますを載せる料理は、ぐんま天文台をつくったとき、インドネシアから参加してくれた天文学者ハキム・マラサンの夫人が作ってくれた魚料理が元です。焼き魚と野菜の酢の物は実に相性が良いです。

山茱萸が咲いてくれたのに真冬の寒さ、今朝は玄関の水鉢が凍りついてました。温度計はマイナス2.5℃、春が逃げちゃいます。

2月27日の体温  7:30 36.4℃ 15:00 36.6 23:00 36.8℃
 2月28日 7:10 体温 36.4℃  血圧 最高 126  最低 74


 若柳吉駒でございます。
昨年、新型コロナ感染拡大で開催を断念いたしました第77回美登利会につきましては、今春の4月4日に開催を予定させていただいております。今年こそはと会員一同精進に励んでおりますが、何分先行きの見えないこともございますので、詳細につきましてはいましばらくしてからお知らせしたいと存じます。どうぞお許しの上、今しばらくお待ちいただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


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