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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

前橋刑務所の煉瓦塀みて、担担麺風ラーメン鍋を初めてやってみました…

2017-12-24 06:52:03 | あんじゃあない毎日

昨日、冬至の翌朝の日の出です。わが家の二階からだと雲がなくても7時過ぎです。きれいな夜明けでした。
前の晩、少し余分に飲んでしまったんで冬至だというのに入浴を避けました。それで、日の出を見てから朝風呂で柚子湯を使いました。贅沢なことだな…、なんです。

 冬至の日、姉さんが自宅の庭の南天を届けてくれました。糸駒の稽古場の玄関が急に賑やかになりました。

  それから、安中のHさんが、芋がらと鷹の爪、それと八つ頭と里芋(ドダレ)を届けてくれました。右の写真は八つ頭の親芋と小芋です。八つ頭の子芋はたくさん採れるものでないので八百屋はもちろん、直売所でも見かけることはほとんどありません。里芋の仲間の中では一番おいしい芋ではないかと思っています。毎年、ありがとうございます。
鷹の爪はさっそく使わせていただいています。

 

南町に用事が出来たので出かけた帰り、前橋刑務所の周りを一巡りしてきました。乱雑な石積みの掘割、煉瓦塀、子どもの頃とちっとも変らない風景です。
前橋刑務所がこの地につくられたのは1888年(明治21年)です。煉瓦塀や正門は翌年の1889年に完成しているそうです。130年の歴史を刻んでいるんですね。このまちで見ることのできる数少ない明治の代物です。

 県庁職員になった翌年のことだったと思います。「刑務所が学校や住宅地の近くにあるというのは良くない、赤城山の山麓にでも移転させてはどうか?」という趣旨の質問通告が県議会からあって、なぜか、「サトウ、答弁案を書いて見な」と係長から指示があったんです。
そいで、書いたんです。「刑務所は矯正施設であるから、山中などの人里離れたところでなく、人々の暮らしに近いところにある方が望ましい。受刑者のことを考えれば移転不要」という趣旨の答弁案を作成して提出しました。結果は、笑ってボツにされちゃいました。未だにボツになった理由が分かりません。

 煉瓦塀の下に水仙の花が咲いています。いいですね。
やっぱ、刑務所は身近なところにあるのがいいと思います。

  刑務所の南の利根川縁に墓地があります。刑務所で不幸にして獄死した受刑者の墓地なのだそうです。木立に囲まれています。どんぐりがいっぱい落ちています。
椿の樹も植えられているのですが、まだ花を咲かせていません。

この墓地の脇から見た煉瓦塀です。利根川に面した塀は最近新しくつくり直されました。まだ新品に見えます。美しい風景です。
この塀の崖下の利根川の河原で、受刑者たちが砂利採りの作業をしている姿を子どものときに見ていました。今は、そのような刑務作業はしていません。前橋刑務所で行っている作業は木工・印刷・洋裁・革工等です。刑務所の正門前に製造品の展示場があって、誰でも見ることができます。

 家に戻る道で、ボケの花に出会いました。
「ボケの花の花言葉知ってる? 『先駆者』っていうのよ…」、ずいぶん昔におませな女の子が自慢げに教えてくれたのを思い出していました。

 

 家に戻ったら稽古していた糸駒が、「お昼まだなんだ…」っていうので、だいぶ遅い昼食をつくるはめになりました。ホウレンソウと椎茸のニンニク炒めを敷いたタラコのスパゲッティーです。

それからまた用足しに出たのですが、カメラを持って出なかったんで記録なし。

 

   ヤギカフェに寄って家に戻ったら、日が沈んで夕食の支度の時間になっていました。鶏の手羽先を8本、アクをすくい取りながら1時間ほど炊いて鶏のスープをとりました。洗い金ゴマを弱火で芳ばしい香りが立つまでじっくり炒ってしっかりすり潰して少し油を加えてで練ります。いただいた鷹の爪を刻んで煙が立つほど熱く熱したゴマ油を注いでラー油を作りました。昨日は、時間があったんで下ごしらえに時間をかけたんです。

 マルちゃんの『鍋用ラーメン』という乾麺です。そのまま鍋のスープに入れて2分半ほどゆでると食べられるというのです。しかもスープは濁らないとか。で、ラーメン鍋をやることにしたんです。

 用意したのは、金ゴマで作った芝麻醤、いただいた鷹の爪で作ったラー油、肉味噌、鶏の手羽先から採ったスープ、野菜、それと買ってきた無調整豆乳です。担担麺風のラーメン鍋をはじめて用意したんです。

  鍋に芝麻醤、ラー油、豆乳、醤油少々を入れて加熱します。混ぜないで、静かに加熱します。温まったら豆乳の倍量ほどの鶏のスープを加えて加熱します。
スープが温まったら野菜を入れ、しばらくしたらラーメンを加えます。沸騰させると吹きこぼれますから、沸騰させないように気をつけて…

 麺と野菜をとって、スープをかけて、肉みそを盛って、ラー油をちょっぴり振り掛けて、いただきますなんです。担担麺風ラーメン鍋の出来上がりです。
これ凄く温まります。香ばしい濃厚なスープがとても良いです。お腹にもしっかりです。麺のへたらいで頑張ってくれてました。
ユキ子さんも、私の麺食いに付き合わされているのに喜んでいます。初めてだったけどあんじゃあない、上出来の鍋でした。

でも、想定外が一つありました。この鍋用ラーメンの特質の一つ、「スープを濁らせない」については確認できませんでした。最初から白く濁ったスープだったからなんです。また別のスープで試します。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の二代目吉駒の下で修業して参りました。
初代吉駒が始めた美登利会は、来春で75回目の節目を迎えます。予定通り、4月8日に開催いたします。
亡くなりました二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、これからも引き続きよろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

今春の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2017-12-24 11:09:16
お芋その他、喜んでいただけて、とても嬉しいです!
こちらこそお手間のかかった貴重な物をいただきありがとうございました
母も私もとても美味しくいただいています
鷹の爪、我が家では漬物ときんぴらに使うくらいですが、こういう使い方があるんですね
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鷹の爪 (ヒゲクマ)
2017-12-24 13:05:09
橘さん
八つ頭はじめいろいろありがとうございました。楽しませていただきます。
鷹の爪はいろいろに使います。ラー油も自分で作ると香りの良いものができます。昨夜のも良い香りのものができました。
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