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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

毎朝来てるスズメが巣立ったばかりの子スズメを見せに来てくれました。ありがとう

2018-05-23 06:56:02 | あんじゃあない毎日

スズメです。毎日、わが家に食餌を摂りに来るスズメが、巣立ったばかりの子スズメを連れてきたんです。
「あたしの子どもよ、見て見て、かわいいでしょ!」って、見せに連れてきたみたいです。嬉しいです。

 昨日の早朝なんです。食卓に朝ごはんを並べてたユキ子さんが小さな声で叫んだんです。
「来た! 来たよ! 連れてきたよ…」って。
で、カメラを持って、そお〜っと食堂へ行ったんです。
いました、窓の外の塀の上、親鳥が幼鳥を連れてきていました。

 あごの下に黒っぽいネクタイみたいな模様があるのが親鳥です。幼鳥には、胸のところに黒っぽ毛がなくて、真っ白なんです。ノーネクタイのクールビズなんです。
この幼鳥、まだ自分で餌どりができないみたいです。親鳥から口移しで餌をもらっています。

  親鳥が塀の上からエサ台に使っているテーブルに降りてくると、幼鳥も後を追って舞い降りてきました。でも、自分で刻んだパンを採って食べることはしません。
じっと、親鳥の目を見つめているだけです。そして、口移しに餌をもらうんです。
「人間の赤ちゃんも、じっと目を見つめるんですよ、おっぱいが欲しいと…」
これは、昼下がりにこの写真を見せたあおい食堂の浩美さんの話です。人の母親も経験してるんだいね。いいな。

何日かすると、幼鳥もエサ台の上で自分で採餌できるようになるんです。
今年も、わが家の食堂の窓の外に、素敵な風景が拡がりました。ありがとう。

で、昼前はずっと家で雑事だったんです。

 

昼過ぎたころ、用足しに出ました。強い日差しです。かなわないな~、なんです。
平和町の路地です。電線の影が道の上に落ちています。太陽が真上にいるんです。
遠くに青く見えているのは、榛名山の二ツ岳だと思います。真夏の景色です。

  あれ、もうタイザンボク(泰山木)が咲いています。
真っ白な大きな花です。珍しく良く見えるところに花をつけてくれていました。

  庫裏の木です。花が咲ききっています。長い花房です。あまり気持ちの良くない匂いです。
なんでこんな形の花から、あのイガイガの栗のみができるのか知りませんでした。
知るようになったのは、昨秋に旅立った伯母さんが、「恭一さん、栗拾いがしたい…」って言いだしたのが始まりなんです。もう、米寿は過ぎていたと思います。
それで、富田町の吉田栗園さんの御世話になって、栗拾いって家族行事が始まったんです。

 「クリの花には雄花と雌花があるんです。動物の尾っぽみたいな花房は、ほとんどが雄花です。雌花は見つからないほど少ないのです。花房が葉の付け根から出る、一番下のところに少し形の違うのがあるんですよ、数は少なくて、見落としてしまうのが普通なんですけど、それが雌花です」
吉田栗園のご主人が教えてくれました。
この写真の花房の基部には雌花はありません。残念ながら、他人さまの庭に勝手に入り込んで写真を撮ることができませんので、雌花はとれませんでした。
どんな花かなとお思いの方は、こちらでご覧ください

用足しした足で、岩神町の養田鮮魚店で夕食の食材を買いました。

弁天通に戻って来たら、脚立に登ってなんかしている人がいました。なにしてるのかな…
下の板の上に置いたジャケットを撮影しているみたいです。立川町の角のところに新しく出店した男性用の洋服を売る店の人のようです。そのうち、覗いてみたいなって思ってます。

 日陰でスマホをいじっている男性がいました。
とにかく日差しの強かったんです。逃げ込んでいるみたいです。

 

 家に戻って、日本大学アメリカンフットボール部の宮川選手の記者会見をテレビで見ました。
「こんなに堂々と誤解される余地のない会見を出来る人はいない」、元TBSキャスターの下村健一さんのコメント(朝日新聞)です。私もそう思いました。立派な青年です。新しいスタートを切ってほしいです。

で、思い出して、動物生態学者の故日高俊隆さんの「世界をこんな風に見てごらん」(集英社刊)に収録されている「人間、この変わった生き物」を読み返していました。
日本大学の経営陣の皆さんには、ぜひ、世界をきちんと見ることのできる目を持ってほしいです。教育機関なのですから…

私は、今日、眼の検査をしに行きます。

  それから、養田さんちで分けてもらってきたマダラとアナゴの下ごしらえをしました。
マダラは、刺身にして昆布で挟んで昆布締めです。
アナゴは、骨切りして、皮目に熱湯をかけて粘膜を取り除いて、酒とみりんとしょうゆ少々でのんびり炊きます。アナゴ煮ている間も、日高さんの本読んでたのです。

 

  夕方、ユキ子さんの両親のところへお届けです。
煮アナゴのかば焼き、甘エビの刺身、キハダマグロの漬け、マダラの昆布締めの梅びしお、ホタルイカの酢味噌、この五品を詰めました。野菜は、スナップエンドウ、ソラマメ、ラディッシュ、キュウリ、ナス、レタスを使っています。きれいにできてうれしいです。

  ッ玄関を出て見たら、カワラナデシコに赤い花が一輪咲いていました。もともと搾り模様の花のカワラナデシコなのですが、落ちた種から出たのに咲くのは、本来の赤い花に戻ってしまうのがいるんです。進化の逆行みたいなもんです。

 

  東京へ出かけていた糸駒が意外と早く戻ってきました。
ホタルイカの酢味噌、甘エビの刺身です。両方とも少しずつです。ホタルイカはこれが食い納めの気がします。

  キハダマグロの漬けに長いもの叩きです。
マダラの昆布締めは、たっぷりの野菜と一緒にして、梅びしおでいただきました。

 〆は、アナゴ丼です。ご飯は、茶碗一杯ほど、少しなんでアナゴに隠れてしまいました。ふわふわに煮あがったのを焼いてタレをかけて丼に仕立てたんです。
私の好物です。

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と昭和12年から続けてまいりました美登利会を引き継がせていただきました。
二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。

4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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