猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

チョウが水飲む夏の日は朝から足が痛くて、でもDroitの鈴木トレーナーに助けてもらって、内村鑑三の「非戦論」を読み直していました

2022-06-13 21:36:00 | あんじゃあない毎日

アゲハチョウが水を飲んでいます。ストロー状の口吻を濡れたアスファルトへ突き立てて水分を吸い込んでいます。ついでですんでチョウの胴の一番後ろ、おしりを見てください。黄色っぽい水玉が見えるでしょう、そうなんです、チョウは吸水行動をしながら同時に水分を排泄しているんです。体温を下げるためという説もありますが、よく分かっていないみたいです。

 
良く晴れた朝、玄関先の植木鉢に水遣り、飛び散った水が前の道路の路面を濡らすとチョウがやってくるのです。ゆっくりと時間をかけて吸水して行きます。COCOはレッドロブスターのぬいぐるみを枕に昼寝の態勢に入っていました。

 


昨日は良く晴れた朝でした。でも、ちょいと不都合、ベットから降りて右足を床に付けたら痛みが走りました。足をつくと痛むんです。まいったなで、足首、膝裏、股関節のストレッチをしたり、足首をマッサージして何とかならないかなって。痛いだけでなく、右足のくるぶしから脛にかけてひどいむくみでした。

 
朝食を食べた後さらにストレッチとマッサージ、足首のサポーターをつけて何とか歩けるようになりました。それで、月曜定例の買い出しにJAファーマーズ朝日町店へ行って、直売所でマタケ、モロヘイヤ、オクラ、青じそ、ピーマンなど夏野菜を買い込んできました。マタケは、すぐに皮を剥いて茹でて、冷水に晒すところまでやって、それからDroitへトレーニング、心配なく自転車に乗れる状態になっていました。

 


広瀬河畔は、今、アジサイがきれいです。写真は交水堰のところです。Droitに着いた時には痛みはほとんどとれていましたが、むくみはまだしっかり残っていて、鈴木トレーナーも異常を認めてトレーニングメニューを急遽変更してくれました。足のむくみをとるためのマッサージとストレッチにかなりの時間を割いてくれました。

 
おしまいに肩関節のストレッチの仕方を指導してもらっているころには足のむくみがずいぶんと軽くなっていました。運動療法って確実に効果の出るものです。でも、足にむくみが見られるようになってからかれこれ3週間ほどになりますので、そろそろ医師に相談した方が良いのではと思っています。原因が分かりませんので。

 

 
足の具合が良くなったので、いったん家に戻ってから住吉町のKさんを訪ねたら、留守でした。インコたちに託して、その足で青井食堂で昼食、カレーライスをいただきました。


家に戻るとCOCOが魚を枕に昼寝をしてましたんで、起こして後ろ足の爪をカットしました。手際よく作業するとさほどの抵抗もなくできます。前足は今日チャンスがあればやります。


そこへ、Sさんが東京の上野にある「うさぎや」という和菓子屋のどら焼きと喜作最中を届けてくれました。学生時代、御徒町駅から大学へ向かうと御成道にあるうさぎやの前を通りました。初めて食べたのは法学部の教授からご馳走になった記憶、懐かしい菓子です。私の学生時代はベトナム反戦運動の真っただ中だったことを喜作最中で思い出していました。

 Kさんちでトマトをもらいました。生食用のは在庫があるので、トマトソースにすることにしました。ベトナム戦争は1955年から1975年までの20年間続いた戦争でした。反戦運動は1960年代の中頃から世界各地で始まりました。戦争終結までにベトナム人の死者は、アメリカの統計でさえ190万人に達しています。米軍関係者も6万人近くが死亡したとされています。その傷跡は50年近く経った今でも生々しく残っています。

 今、ウクライナでロシアが引き起こしている戦争はまだ100日少し、でも、その傷跡を修復するためにはいったい何年の月日が必要になるのかな、トマトソースを煮ながら考えていたんです。私は1945年4月の生まれ、太平洋戦争の終末期に生まれました。ずっと「戦後」を生きてきました。どこまでが「戦後」だったのか、今もなお「戦後」なのか、分かりません。

 
トマトソースができて庭に出ると、トリアシショウマの花穂に小さな虫が止まっていました。よく見ると、花が咲き始めていました。虫の方が先に気が付いてくれました。
私の「戦後」の記憶は、「戦って国を守る」ことよりも、「戦わないこと」の方がずっとずっと大切だって教えてくれています。自民党の安部さんや高市さんが声高に叫んでいることとは正反対です。「非戦」、はやらない言葉になっているのかもしれませんが、「戦後」に育って、ベトナム反戦運動の中で私が身に着けた思想です。

 

 
夕食は、Kさんちでもらったトマトで作ったトマトソースを使って、貝柱と野菜のトマトソース煮を作りました。やさいは、ナス、ズッキーニ、サヤインゲン、トッピングは青じそです。それと、筍と貝柱のパスタです。マタケの筍、シメジ、新玉ネギ、ピーマン、人参葉、青じそが入っています。味付けはいたってシンプル、塩とパルメジャーノです。両方ともおいしくできました。

 サラダはいただき物のレタス、新タマネギ、モヤシ、ラディッシュ、それにオクラです。おいしく夏野菜をいただきました。

内村鑑三の「非戦論」を読み直しています。ネットでも読めます。こちらです、ぜひご一読を。卑怯者と呼ばれても、無知無才の上州人であることを誇りにして生きていたいです。今朝は足の痛みはありません。むくみもわずか、良かった…。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい。


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