猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

群馬特産の小梅『織姫』20㎏と遊ばせてもらった日は、庭の萩が咲き始めました。10日ほどで小梅漬ができます。

2022-06-01 07:13:13 | あんじゃあない毎日

洗浄して、ヘタ取りをした大粒の小梅『織姫』です。織姫は群馬特産の小梅です。通常は6gほどですが写真のは3L、10g以上あります。昨日は、この織姫20㎏と遊ばせてもらいました。

 
朝から雨でした。玄関先の鉢植えの萩の葉に雨粒がいっぱい、伸び始めた花房の近くに完全装備のミノムシがいました。黒い蓑を着てました。11時から歯科の診察予約、それまでに10㎏の漬け込みを終えることにして9時45分に作業開始しました。

 

 
一晩水に浸けておいた織姫は、まずは洗浄、流水で良く洗います。それからヘタ取り、竹串を使ってヘタを取り除きます。10キロで900個以上、そのうち20%ほどは浸水・洗浄で取れてくれてますので、750個ぐらい作業する勘定になります。せっせとします。

 
洗浄とヘタ取りを終えた織姫は笊にあげて水切りです。それから、果実酒用の35度のホワイトリカーに浸して除菌します。梅漬けは乳酸菌や酵母の力を借りる発酵漬けでないので、カビ菌や雑菌をできる限り取り除くことが大事なんです。

 
除菌した織姫を手塩にかけます。塩は国産の海水塩、10kg当たり800g、重量比で8%用意します。塩の量を少なめにした分、ていねいに塩摺りして梅の表皮の細胞膜に傷をつけて塩が早くに梅の中へはいれるようにしてあげます。1回500gぐらい、10㎏で20回ほどになります。右掌はツルツル、指紋がなくなる感じです。

 
重石はまずは10㎏、水が上がるまでですから、6~8時間の間です。ごみやほこりが入らぬようポリ袋でしっかり包んで漬けこみ完了です。10時45分、10㎏を漬け込むのに休みなく遊ばせてもらってちょうど2時間でした。

 

 桶や重石や使う道具類はすべて除菌用アルコールを噴霧して除菌します。梅の漬け込みで一番大事なことだと思います。11時にお向かいの石原総合歯科へ行くと、院長が診察して、新しい入れ歯に全く問題のないことを確認してくれました。良かったです。6月に、別な治療を予約しました。

 
歯の診察を終えて、11時半から残る10㎏と遊び始めました。COCOは「台所へ来てはいけない」と厳しく申し渡しておきましたので、おとなしく今の椅子の上で昼寝をしていてくれました。二度目の10㎏のヘタ取りは、手が空いたユキ子さんが少し手伝ってくれましたんで、午後1時15分ごろに作業が終わりました。桶が今に二つ並びました。

 

 
夕食後の午後7時過ぎ、10時45分に漬け込んだ桶をチェックすると、もう梅の実の半分近くまで梅酢が上がってきていました。頃合いですので、広口瓶に詰めて床下保存してきた昨年の梅漬けで得た梅酢2500mlを取り出してきました。

 
保存梅酢を加えると、ちょうど梅の実が被る量になりました。こうなれば、もう重石をかける必要はありません。中蓋の浮き上がりを防ぐ1㎏の小さなものに変えました。これは、梅の実を瘦せさせたくないので、毎年梅酢の保存をしています。もう一桶の方は、午後10頃に同じ作業をして、重石を外しました。明日、シソ入れをして、あとは毎朝、霧吹きでホワイトリカーを重石や桶の内側に噴霧してカビを防ぎます。10日ほどで小梅漬けは出来上がるはずです。

 

 
20㎏の織姫を漬け込んだら雨は上がっていました。それなので、自転車で青井食堂に昼食を食べに行きました。雨上がりの広瀬川、太陽の鐘の杜では、カエデの実がなんとも素敵でした。今にも飛び立ってしまいそう、不思議な実です。

 
青井食堂でささみチーズフライの定食をおいしくいただいた帰り道、道端でこんな花を見っけました。見たことのない花でした。広い街路の歩道の並木の根方で咲いていました。調べてるんですが、まだ分かりません。

 
家に戻るとCOCOが開けられたガラス戸の網戸越しに狭い庭のユキノシタの花を見ているみたいでした。一緒に外を見たら、塀際でハギの花が咲き始めていました。朝はまだ咲いていませんでした。雨上がりに咲いたんですかね…

 

 
夕食は鳥山海苔店で分けてもらった海苔を使って、新タマネギとピーマンの海苔肉巻き焼きです。バーター醤油で味付けしました。海苔の香りがおいしいです。それと、新じゃが使った肉じゃがです。

 
そら豆、ゆで茄子とトマト、昆布と乾し椎茸の佃煮風の三品です。汁は舞茸と小松菜。夏野菜をおいしくいただきました。

 よく遊ぶ私を見て、昼寝三昧のCOCOが目を丸くした一日でした。今日はすごく良い天気、何して遊ぼうかな…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねてまいりますので、引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。

第78回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台は写真の整理ができ次第ご覧いただけるようにいたしますのが、とりあえずの様子4月11日の記事でご覧ください。


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2 コメント

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Unknown (ようこ)
2022-06-01 08:05:50
白い花
あのう、白い花は在来種のクマツヅラだと思います。
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クマツヅラ (ヒゲクマ)
2022-06-01 08:51:25
ようこさん
すんません、すっかり忘れてました。クマツヅラです。あちこちでよく見るのに、すっかり忘れていました。
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