昨日は三代目吉駒が主宰する第78回美登利会舞踊会が開かれました。いろいろな事情で催事が少なってきていますが、たくさんの皆さんのご支援のおかげで去年に続き開催でき、吉駒にとっては望外な喜びであったようです。写真は、三代目吉駒の長唄「四季おりおり」です。
私は感染防止対策と入場受付のお手伝いをしていました。そのため、すべての舞台を見られませんでしたし、写真の整理がこれからなので、とりあえずセレクトした写真で会のようすをご覧いただきます。幕開けは、松村悠輔さんの清元「青海波」です。次の写真は花舞台で踊った前橋市文化協会主催の子ども体験教室「日本舞踊」に参加した皆さんたちです。指導に当たった吉駒が後見をしています。
松永佳凛さんと似鳥結衣子さんの長唄「花くらべ」です。とにかくかわいいです。
若柳糸玖さんの長唄「高砂丹前」と若柳糸奏さんの長唄「蓬莱」です。二人とも小さな子どものときから吉駒の稽古場に通ってきていました。すっかり大人になって、立派な舞姿になりました。
若柳百吾さんの長唄「新曲浦島」です。二代目吉駒の愛弟子さんです。表情のつくりが、まだ吉吾を名乗っていた若き日の二代目吉駒に似ているのでドキッとしました。似てくるものなのですね。12番あった美登利会の舞台、ほんの一部で申し訳ありません。
ここからは三代目若柳吉駒リサイタルです。伝統芸能解説者の葛西聖司さん(元NHKアナウンサー)のお話しと司会で進められました。
吉駒の長唄「四季おりおり」です。この踊りは直派若柳流の流舞として作られたもので、二代目吉駒が振り付けました。三代目の衣装は、二代目が新曲のお披露目のときに着た衣装です。そして、昨日は作曲者の今藤政貴さんの長唄、作調をした堅田新十郎さんの囃子で舞いました。
そして、特別出演の歌舞伎俳優中村鷹之資さんの長唄「供奴」でした。やっぱ凄い迫力でした。残念ながら画像はありません。
そして吉駒の二曲目は、長唄「丁稚」です。江戸の町のひょうきん物の酒屋の丁稚が犬を相手に遊び、踊ります。縄跳びまでやっちまいました。犬は、松村悠輔さんです。
初代吉駒も二代目吉駒も、江戸の風俗に取材した軽妙な演目を得意としていました。三代目もその伝統を大事にしたいと思っているようです。いい歳をした丁稚さんです。
家に戻って、「ユキ子さんはさ、犬と遊んでくたぶれちまったみたいだから、もう少し遅くなるよ」ってCOCOに話したら、COCOが目をまん丸にしていました。話が通じたのかな…
この後、COCOはユキ子さんが帰ってくるまで鳴き続けていました。ひょっとすると、犬と仲良しされたってのがショックだったのかもしれません。来年、猫の出番を作ってもらおうとなどとは考えていないと思うのですが、騒がしく鳴いていました。
朝、出かける前に庭に水を撒いていたら、チゴユリとキキョウが芽吹いていました。美登利会が終わりましたんで、少し庭の植物のお相手もしなくてはなりません。
COCOには出かける前によく言い聞かせておいたのですが…。独りぼっちは寂しかったみたいです。
遅い夕食になりました。作り置きしておいた牛筋肉の赤ワイン煮、玉ネギと舞茸が入っています。それと野菜サラダです。二人とも昼食抜きでしたので、おいしかったです。
今日は片付けを手伝わなくてはなりませんが、11時からはDroitへトレーニングに行ってきます。野菜の買い出しもします。
4月10日の体温 7:15 36.7℃ ……………… 23:00 36.5℃
4月11日 7:10 体温 36.6℃ 血圧 最高104 最低67
若柳吉駒でございます。昨日開催いたしました美登利会舞踊公演と三代目若柳吉駒リサイタルに大勢の皆さまのお運びをいただき、何よりもありがたく、心より御礼申し上げます。時節柄、難しいこともございましたが、中村鷹之資さまと葛西聖司さまをお迎えできましたことも大きな歓びです。たくさんの皆さまのご助力に重ねて御礼申し上げます。これからも会員一同精進を重ねてまいりますのであい変わりませずご贔屓くださいますようお願い申し上げます。
第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます。
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます。
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。
第78回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台は写真の整理ができ次第ご覧いただけるようにいたしますので、しばらぅお待ちください。
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