自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

台風18号における柏市内の被害状況

2014年10月07日 11時34分17秒 | 柏市情報
10月5日から6日にかけ、台風18号による暴風雨が全国を襲いました。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
柏市内においては、人的被害がなかったことが、まずは何よりでした。
今後の災害時も、より安全な対応ができるように取り組んでまいります。

■被害状況等(※10月6日現在)
(1) 人的被害………0件 
(2) 建物被害………2件(床下2件 青葉台・中原) 
(3) 道路冠水………26件
(4) 土のう要望……23件 1,300袋   
(5) 倒木……………0件
(6) 土砂災害………0件
(7) 避難者…………5名(高柳KC3名,大井青年館2名)
(8) その他…………1件(電柱の倒壊)

■市の主な対応
(1) 避難所開設:9箇所(近隣センター3箇所、青年館等6箇所)
(2) 避難準備情報及び避難勧告の発令(7地区、9箇所)
(3) 市民への情報発信(柏市災害警戒本部の設置、避難準備情報発令、避難勧告発令、避難勧告解除等に関する情報を防災行政無線、市HP、Facebook、メール配信、ツイッター、広報車等を通じて発信)

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早期からのインターネットに関する教育を=議会報告

2014年10月06日 14時29分35秒 | 子育て・教育政策
 現在の生徒・児童が社会に出るころには、今以上にインターネットの必要性が上がり、不可欠なスキルになっているに違いありません。インターネットに対する、正しい知識を持っていないと、進路に影響が出るような、そういう時代がやってくると予想されます。
 また、昨今、インターネット上でのいじめ、犯罪が多発し社会問題となっております。柏市では、各SNSや掲示板を見回りするサイバーパトロール事業の見直しを実施し、市内の生徒が間違った方向でインターネットを活用しないように監視を強化しています。こうした施策ももちろん必要ですが、インターネット上でのいじめや犯罪を根絶するためには、早い段階からのインターネットに関するモラル教育が重要だと考えます。そこで、9月議会において、下記のような質疑を行いました。以下はその要旨。


――インターネットにおけるリテラシー能力を身につけるという観点からも、犯罪防止とうい観点からも、小さなころからインターネットに慣れ親しみ、正しい使い方を理解させる授業を実施すべきだ。現在の柏市の取り組みは。

教育長「ご指摘の通り、インターネットを活用する、IT危機を盛んに活用するということが今後、社会生活のなかで不可欠の能力になっていくと考えられる。したがって、学校教育の上でも機器の活用、モラル向上といったことが大変重要だと認識している。
 そこで、学校におけるIT環境の整備を行っている。また、民間のITアドバイザーを導入し活用するとともに、柏市独自で作成している指導プログラムを技術面、モラル面の双方から強化している。また、ITアドバイザーと教員がチームを組んで授業を行う取り組みを開始したところだ。教職員に対する研修等も行っている」


――過去には、識字率を上げることが教育水準の向上とされていた時代もあった。インターネットを使えるか否かは、それに匹敵するような、大きな変化になると思う。そして、インターネットをつかったいじめや犯罪を抑止するためには、体の芯からそれがいけないことだと理解させないといけない。ITアドバイザーは、そういったモラルのこともご指導いただけるのか。

教育長「ITアドバイザーを中心に、市の指導主事とともにつくった独自のプログラムがあって、道具の使い方だけでなく、モラルについてもそのプログラムを先生方に活用していただいている。また、アドバイザーが一緒に授業するという仕組みになっている」

――インターネットは正しく使えば、非常に有用なものだ。早期から正しい使い方をしみ込ませるような教育に取り組んでいただきたい。


 質疑の通り、インターネット教育の重要性は市教育委員会も認識しているところです。まだまだ学校や教員によって技術の差があるなどの課題がありますが、今後、ますます力を入れていかなくてはならない分野です。小さなころに染みついたことは、一生忘れません。技術的なことだけでなく、倫理観や道徳観も同じです。できるだけ早い段階で、技術的にもモラル的にも正しいインターネットの使い方を身に着けられるような教育を実施できるように、取り組んで参ります。

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子供の読書習慣づくり 不読率改善に向けて=議会報告

2014年10月03日 14時38分02秒 | 子育て・教育政策

 読書には娯楽的な側面以外にも、学力の基礎になることや発想力、集中力の向上など枚挙にいとまがないほどの効果をがあるとされています。そのため、昔から読書は教育の面でも非常に有効だとされてきました。しかし、読書習慣は徐々に薄れているのが現状です。そこで、1か月に1冊も本を読まない児童・生徒の割合「不読率」の改善に向け、千葉県では第3次読書活動推進計画の策定を進めています。同計画は25年度の調査で、小学6年生が11.5%、中学3年が18.6%だった不読率を、31年度に小学6年生7%、中学3年生12%とする数値目標を盛り込んでいるほか、市町村ごとの読書活動推進計画の策定率向上、子供と本をつなぐネットワークの構築を想定しています。柏市でも、不読率向上に向けて、取り組んでいくべきだと思います。そこで、9月議会で下記のような質疑を行いました。以下は質疑の要旨。

――柏市内の学校における不読率は?

学校教育部長「平成24年からの3年間平均で小学6年生13.5%、中学3年生18.7%となっている。おおむね、千葉県の平均値と同程度である」

――不読率改善に向けた施策は?

学校教育部長「学力向上の一環として、次の3点に重点を置き、取り組んでいる。

1、全校一斉読書習慣の推進
全校で決められた時間、静寂の中で行われる読書活動は、集中して活字に親しむ活動として有効だと考えられている。現在、小学校で42%、中学校は75%の学校で実施されているが、全校で実施できるように働きかけていきたい。
2、小学校低学年からの読書習慣づくり
不読率は学年が上がるにつれ高くなるが、低学年で読書習慣が身についている場合は、学年が上がっても維持される傾向がある。必読図書の選定、貸し出し冊数の目標設定など、子供たちの読書意欲を引き出す具体的な手立てを講じ、小学校低学年からの読書習慣づくりを推進したい。
3、児童・生徒の個別指導の充実
今年度より学校図書館指導員を増員し、1校に1人配属することができるようになった。この環境を生かしながら、子供たちひとりひとりのニーズに応じたきめ細やか対応により、さらなる不読率解消につなげたい。

 以上、子供たちが読んでよかった、読むことが楽しいという充実感をもち、将来に向けて読書が生活の一部になっていく姿をめざし、取り組んで参りたい」

 冒頭に書いた通り、読書には学力的にも、情緒を育むという視点でも大変大きな役割を果たすものです。娯楽が増え、時間の使い方が変わっていく中、大人の活字離れが進む現在ですが、子供たちにはぜひ積極的に本を読んでほしいと思います。その中で、やはり学校における読書習慣づくりは重要です。今後も力を入れて取り組んで参ります。

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