自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

動き出した16号バイパス事業、柏市が先頭に立ち実現を=議会報告

2013年10月02日 13時39分17秒 | 政治・議会活動
 かねてから取り上げてきた国道16号バイパス事業ですが、前議会から今議会の間に大きな動きがありました。国が調査費を予算計上し、事業化に向けた協議が再開されました。つまり、民主党政権によって凍結されていた同事業が再び動き出したのです。そこで、その動きを加速させるために、関係自治体の中でも柏市が先頭に立ってほしいという願いを込め、下記のような質疑を行いました。

――国道16号バイパスについて、国は調査費を付けて協議も再開されたが、柏市は協議の内容に対し賛成、協力していくのか。方針を示してほしい。

市長「先月再開された千葉柏道路検討会では、現在の国道の渋滞状況を踏まえつつ、(凍結前に示された)利根川沿いのルート(詳細=国土交通省千葉国道事務所)が渋滞緩和策に有効だと再確認した。今後は、具現化に向け、さらに検討を進めていくことになる。国道16号の渋滞問題は、柏市としても最重要課題のひとつと位置付け、関係自治体や国、県と協力して懸命に対策に努めていく。県内13市で構成する促進期成同盟会でも、事業化に向けて要望を続けていく」

――利根川沿いのルートがかなり有力だということは、私も聞き及んでいる。しかしながら、いざ事業化になれば調整点も出てくると思う。スムースな実現に向けて、促進期成同盟会の会長でもある市長にリーダーシップを発揮していただきたい。

市長「16号の渋滞解消には極めて効果が高い事業だと思っている。議員ご指摘の通り(用地買収や環境のアクセスなど)困難な課題もあろうが、近隣市町村や国、県と協力し推進に努力していく」


 利根川沿いのルートは、凍結以前から示されてる最有力候補です。事業化も、現時点ではこのルートで決する可能性かかなり高いとわが党国会議員から聞き及んでいます。市長からは2度も「関係自治体や国、県と協力して」と答弁がありました。広域行政の難しさを垣間見る発言ではありますが、このバイパス事業は市長の答弁にもあるように、柏市積年の課題である16号の渋滞解消には不可欠。そして、関係自治体にとっても大きなメリットをもたらす事業です。関係自治体の先頭に立ち、事業の動きを加速していけるように、今後も働きかけてまいります。



■関連リンク
国道16号等、千葉北西部の交通の円滑化を目指して(国交省)
16号バイパスと渋滞対策=議会報告

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