自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

ホームタウンチームとの連携強化 市のスポンサード活動のあり方

2017年08月31日 14時45分33秒 | スポーツ政策
――佐賀県が観光アピールを目的にプロ野球公式戦の冠スポンサーになった(※)というニュースがある。柏市には、(レイソルやサンフラワーズなどの)ホームタウンチームもあり、縁があるスポーツチーム等のイベントなどの際に市が冠スポンサーになれば、柏市のPRのほか、さまざまな連携につながる可能性があり、意義深いものになるのではないかと思う。こうした事例について市はどのように考えるか。

地域づくり推進部長「当市においては、柏レイソルを初め、ホームタウンチームが行うスポーツイベントへの共催、後援、広報活動の支援などを行うことで柏市をPRする機会につながっていると考えているところであるが、県外への発信という点では十分でないと認識している。佐賀県の場合、地元ゆかりの監督が所属するプロ野球チームと連携し、県外で行うプロ野球公式戦の冠スポンサーとなり、県の観光物産のPRを行い、一定の効果があったと聞いている。しかし、スポーツイベントの冠スポンサーとなると、多額の費用が見込まれ、費用対効果の面で多くの課題があるものと思われる。よって、スポーツイベントは市のPRに大きな効果があると認める中で、新たな取り組みとなる自治体のスポンサード活動の可能性について研究していく」

――現状では、市が(イベント等にかかわるのは)後援・共催という形になるかと思うが、どちらかというと柏市が認めるイベントなんだよと主催者側が示せるというメリットが強くあって、市にとってはどのようなメリットがあるのかは伝わってこないが、どのようにお考えか。

地域づくり推進部長「共催、後援につきましては、あくまでもそのイベントを支援するという形になる。(柏市が)主催するときは市が積極的にやるという形をとっていきたい。先ほど県外でというお話もあったが、市もそのホームタウンチームが他県でやる場合に、一緒に共催という形で同乗して、同行して、PRするという形も行われているかと思うので、その辺も検討してまいりたい」

――この近隣(自治体)でホームタウンチームをこれだけ持っているのは柏市だけで、柏にしかない武器だと思う。もちろん費用の部分はあるが、今後はその柏の武器を生かすためということで積極的に考えていっていただきたい。


※佐賀県はプロ野球・広島東洋カープの緒方孝市監督が佐賀県鳥栖市出身であることから、カープ主催試合の冠スポンサーとなり、本拠地・マツダスタジアムで観光PRを行った。また、佐賀市出身の辻発彦監督が率いる埼玉西武ライオンズの公式戦でも同様の取り組みが行われた。

平成29年3月9日 同年第1回定例会一般質問より


■関連リンク
佐賀県、カープ戦で冠スポンサーに(佐賀新聞)

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