自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

保育士の処遇改善 1人当たり月額4.3万補助=子育て政策5事業(2)

2018年02月22日 17時07分14秒 | 子育て・教育政策
円谷のりひとは子育て支援に関する喫緊の課題として、下記5事業に重点的に取り組んでおります。

1、地域子育て支援事業
2、保育士確保に関する取り組み
3、ひとり親世帯支援
4、病児病後児保育
5、児童相談所の設置
 
 この項では、平成29年第3回定例会における「2、保育士確保に関する取り組み」についての質疑の要旨を掲載します。

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――保育士確保の取り組みについて伺う。これまで何度も質問しているので、前段は省きくが、県が独自の処遇改善の補助メニューを6月の補正予算にて予算化した。これを受けての柏市の対応は。


こども部長「県内でも多くの自治体が保育士確保のための独自事業を実施している。柏市としても、正規雇用の保育士に対する処遇改善を行った私立保育所等に対し、29年度から1人当たり月額3万3,000円の補助を開始した。さらに、(29年)10月からは県の補助も活用し、月額1万円を上乗せする補正予算を今議会でお願いしており、可決されれば1人当たりの補助額は月額4万3,000円となる見込みだ(議会最終日に可決)。
 また、事業者が保育士用に宿舎の借り上げを行った場合に賃借料の費用として1戸につき月額8万2,000円を上限に補助を行う“柏市保育士宿舎借り上げ支援事業”を本年度から開始した。そのほか、保育士確保に当たっては処遇改善事業のような直接的なアプローチ以外にも幾つかの取り組みを並行して進めている。最近の取り組みでは、合同就職説明会がある。年2回実施している合同就職説明会は、ことしで4年目となる。8月に開催した説明会には、市内の保育施設等52園が一堂に会し、養成校の学生など147名の来場があった。また、説明会で気になる園があった場合、現場を体験したいという方のために現場見学会を設けていたが、ことしは説明会の場においてその申し込みができるような仕組みをつくった。これは、合同就職説明会で興味がある園を見つけ、さらに現場見学会を通じて園の雰囲気を感じていただくことにより、園で働くことを具体的にイメージすることができるので、保育士として実際に働く際の不安が和らぎ、保育士側と園側の双方のミスマッチングを防ぐことにもつながると期待している。
 その他、いわゆる潜在保育士を対象とした就職支援講習会の開催など、有資格者の掘り起こしを図るとともに、ニーズに沿ったきめ細かな取り組みを行っていきたいと考えている。
 いずれしても、この4月から開始した処遇改善や宿舎借り上げ補助などを効果的に活用、PRし、市外からの呼び込みも力を入れ、保育士個々に対するアプローチと園と保育士とのマッチング支援の両面から保育士確保の取り組みを進めていく」

平成29年9月11日 同年第3回定例会一般質問より

■関連リンク
保育士確保へ 処遇改善と宿舎借り上げ支援を実施

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