21日、小渕優子経済産業相と松島みどり法相が辞任した。
22日付5大紙が一斉に論評したのは、朝日と毎日は安倍晋三首相の任命責任追及を中心に、日経と読売は建て直し・挽回せよと安倍首相に奮起を促し、産経は辞任閣僚の議員資格に疑問を投げかける主張だった。
小欄は自民党支持者で且つ小渕氏の選挙区に縁のある者だが、2人とも辞任が相当であり、議員辞職も止むを得ないと考える。
ただし、小渕氏が会見で述べた第三者による客観的調査について、産経が「おかしな話だ。自分や会計責任者には、政治資金をコントロールできないと認めるものだ」と書いているけれども、小欄はそのように批判されることを超えて、闇があれば晴らすべきだと考える。
以下、社説タイトルである。
■朝日:閣僚同時辞任―首相が招いた異常事態
■産経:2閣僚辞任 「議員の資格」も疑わしい
■日経:閣僚辞任の打撃は政策で挽回せよ
■毎日:閣僚ダブル辞任 失態を謙虚に反省せよ
■読売:女性2閣僚辞任 早急に政権の態勢を立て直せ
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