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黛信彦の時事ブログ

浜矩子語録② 日銀総裁不在(報道2001)

2008年03月28日 | 浜矩子語録
浜矩子は、竹村健一に可愛がられていて、フジTV報道2001には3月16日と23日に連続主演している。

特に、23日は竹中平蔵氏との競演による「緊急討論」だったが、冷静な浜矩子に対して、竹中氏は、ときにムキになった。しかし浜矩子は、『窮鼠、猫を噛む』ことのないように、竹中氏の逃げ道をふさぐようなことはせず、最後に花を持たせる余裕を持っている。

ちなみに浜矩子、この日のファッションは、やはりハイネックカットソー。上着も同生地のニットだ。意味不明のまだら模様で、可愛いフクロウにも見える架空の小鳥がピンク色、お兄ちゃん鳥はブルー、お母さん鳥は真紅でプリントされている。アパレル不毛の弊ブログには、何系ファッションなのか、デザイナーズブランドなのかは判別がつかない。

▼3月16日、フジTV、報道2001
●国際金融の枠組みの変化
米国中心の国際金融という枠組みはメルトダウンしていて、米国中心の時代が終わろうとしており、新しい枠組みが誕生しようとしている。

▼3月23日、フジTV、報道2001
●日銀総裁不在
とりあえず、(日銀総裁が)いなくても世界は終わっているわけではないし、グローバル経済的に非常に難しくて厳しいところだから、(日銀総裁の)空白は埋めたほうが良いというので、誰でもいいから入れとけという格好は、(不在よりも)はるかに悪い。この際しっかりと腰をすえてじっくりしっかり選ぶべきだ。

●中央銀行の役割
中央銀行の役割は、物価の番人ではなく通貨の番人だ。為替にも気を配り、通貨をどうやって守って行くか、が日銀及び日銀総裁の役目だ。(この発言で、竹中氏ムッとする)

●日銀総裁の条件
制度上は、新日銀法で財政・金融分離を定めているわけだから、制度に息吹を吹き込むためには、大蔵省・財務というところは、しばらくは切ることをしなければ、何のために法律を変えたのか分からない

●福井俊彦、日銀前総裁の評価
(竹中氏と同じ考え方の政府が利上げ反対するという)厳しい環境にあったが、市場経済の中で金利が動かない、ゼロというところに張り付いているという、こんな異常な状況があってはならないから、通貨の番人として『動く金利』というものを復活(0.25%から0.50%に引き上げ)させることが、辛うじてできたことは評価していい。(このとき竹中氏は、当然強烈に反論)

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