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黛信彦の時事ブログ

中国、民主党に2枚の踏み絵

2007年12月09日 | 中国
「モノ言う外交」は封印? 小沢・民主代表が訪中終え帰国(読売新聞) - goo ニュース
中国は、民主党の訪中団を迎えるにあたり、人権問題に不干渉を求める2枚の踏み絵を用意した。

1枚目の踏み絵はチベット問題である。これは、鳩山幹事長がダライ・ラマ14世と会談したことで踏み外してしまった。

これを問題にした中国は、在京大使館を通じて「2枚目は踏み外さないように!」と圧力を掛けた。

2枚目の踏み絵はウイグル問題である。民主党は3ヶ月前から11月28日に決定していたウイグル人の人権活動家ラビア・カーディル氏の勉強会を土壇場でキャンセルすることで、2枚目をしっかりと踏んだ。中国の圧力に屈したのである。

「人権問題は不問」として訪中した以上、これが会談の話題にならないのはやむを得ないが、44人もの大議員団のうち、「不透明な軍備拡大」「東シナ海ガス田問題」などに、誰一人も言及できなかったことに、不満と不安を抱く国民は多いはずだ。
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