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黛信彦の時事ブログ

小沢氏・姫井氏は、同じ穴のムジナ説

2008年10月29日 | 政治・政局
昨年11月4日、民主党代表の辞任会見で、「民主党には政権担当能力がない」と言った小沢氏が2日後に「恥を忍んで、是非もう一度がんばりたい」という撤回会見で心を入れ換えてからそろそろ一年だ。

VOICE誌11月号に、「重い心臓病とスキャンダルを抱える小沢氏が、首相の座を本気で狙っているのか、はなはだ疑問である」と書かれた小沢代表。
大方は、銀座日航ホテルで昼寝して鋭気を養うのだという。
そんなことで23日には、来日していたインド・シン首相との会談をすっぽかして「首相じゃないから」と言い訳をした。
首相なんてやる気もない、体力もない。
又、首相になってもスキャンダルを突っつかれて、端から崩壊することが決定的な小沢氏、国民が期待を掛けるには危ない選択だ。

民主党は、政権を取るつもりなら別の代表で戦うべきだ。
ところが、それができない民主党、小沢氏の体を潰してでも政権とりにいく。
小沢氏が何故そこまで民主党に使役されなければならないのか?
小欄は、たった3億円で、政権取りを請け負ったと考えている。

それは、小沢氏が代表だった旧自由党が解散する2日前、民主党から結納金として3億円の寄付を受け、民主党に嫁入りしたことからの推測である。
旧自由党は解散の日に改革国民会議という資金管理団体に13億円を寄付している。この問題は一般の知るところで、13億円のその後の行方はつぶさに調査されなければならないが、このあたりの金銭スキャンダルが、小沢氏をして体を潰してまで民主党に尽さなければならない理由なのだろうか?

考えてみれば、姫井由美子議員の離党撤回と小沢氏の代表辞任撤回はシチュエーションに相似がある。
いずれも固い決意を翻意されるのだが、場面は入れ替わり立ち代り幹部・長老が説得することだ。そこで借金の話が出ても不思議ではない。

入退院繰り返す小沢代表の病状(ファクタ) - goo ニュース

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2 コメント

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共感多し (ホルチン)
2008-10-29 11:52:10
無意識の内にも、心ある日本人には、共感を感じる至言です。
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麻生総理は日本語わかるの? (弧愁庵人)
2008-10-29 16:03:41
昨日の国会審議。アメリカの日本飛ばし連続技に対して、いかに自民党与党と、外務省が国益を吹っ飛ばしているか・・・やってましたね。

六カ国協議は日本のかわりにオーストラリアが支援ですと?そんなデタラメになぜ抗議できない。
「オーストラリアの都合」だと?日本の都合はどうなんだよ?日本の総理が、日本とアメリカの約束した安保が出来ず、日本はずしの先導切ってるのをなぜ言えないんだよ。本で持ってアフガン沖支援だと?世界中の笑いものか???オーストラリアだって親日国だったんだよ。今は親中国だけどね。
50年何やってきたの??ホンでもってあの漫画総理?
アレは金持ちの日本語も出来ない奴じゃない?質問の意味が飲み込めないのかな?結構な方が総裁だから選挙なんかする必要も無いね。日本は世界から軽蔑されて、除け者にされ、金だけせびられる・・・。アメリカのポチは一言もいえない。
ああ、美しい国ニッポン。
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