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黛信彦の時事ブログ

配偶者もチェンジ! 強いが冷めたい選挙の風

2009年08月29日 | 政治・政局
私は一昨年の参院選と同じく、投票日前日となる今日(29日)に東京都渋谷区の某所で期日前投票を行ったが、今日のNHKニュース7で、『28日までに期日前投票をした人は全国で1040万人』と報じたとおり、渋谷区でも選挙管理委員会が対応に汗だくだった。
係員に聞くと、「渋谷区で5万人を超えるだろう」と言っていた。
前回はウエットテイッシュを貰えたが、今回はない。予想以上の出足でノベルティが底をついてしまったらしい。
今日の上積みで、期日前投票人口は全国で1100万人を超えることになるかも知れない。

29日日付の朝日新聞社説に次のように書いてある。
『民主党が優勢で「政権交代」が実現しそうです。長く続いた自民党支配の政治を変えたい、という有権者の思いが、風を起こしているようです。 ただ、この風、強い割には、あまり熱くはなさそうです 』

このような、冷めた強い風の総選挙は家庭内にも悪い影響を与えているように見える。
期日前投票所に家族連れ、特に夫婦の姿が少ないのが気に掛かった。
サラリーマンが、会社で政治の事、特に支持政党を言うようなことはよくないと言われるが、家庭内では大っぴらに話されることだろう。
以前書いたことだが、支持政党の候補者が複数立候補した場合には、家族単位で誰が誰に投票するか決めたりするものだった。

しかし、今年は様子が違う。
どうやら、総選挙が原因で家庭不和が起きているケースが結構ありそうだ。
「お前も、必ず自民党に入れろよ!」
「嫌だわよ、私はどうしても民主党にするんだから、あなたと一緒に行くのはごめんだわ。今日一人で行ってくるから」
ということで、子連れの女性の姿が異様に多かった。
7月の東京都議選で、喧嘩しながら投票所に向かう夫婦を2組見たことを、ふと思い出した。
政権と一緒に配偶者もチェンジするようになると困ったことになる。

民主・岡田幹事長と舛添厚労相、特急車内で隣り合わせ(朝日新聞) - goo ニュース

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