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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

サミット通信簿 NHKとトロント大学

2008年07月12日 | 国際
●10日付読売新聞は「世界で最も有名なサミット研究機関、カナダ・トロント大「G8研究グループ」のジョン・カートン代表に洞爺湖サミットの評価を聞いた」として報道した。又、9日付NHKニュースウオッチ9も、独自の評価を発表した。(以下、比較表)

トロント大グループの評価は100点満点で78点に当たるB+だという。
NHKでも、ほぼ同じ結果が出た。

≪評価項目≫・・・・・・・トロント大評価、( )内はNHK評価 
総合評価・・・・・・・・・・・・B+ (--)     
気候変動と環境・・・・・・・A (B)
世界経済とエネルギー・・C (C)
開発とアフリカ・・・・・・・・A- (B+)
食の安全・・・・・・・・・・・・B+ (B+)
政治問題・・・・・・・・・・・・B- (--)
ジンバブエ問題・・・・・・・A- (--)
対テロ・・・・・・・・・・・・・・C+ (--)
改革・・・・・・・・・・・・・・・B+ (--)
福田首相の
リーダーシップ・・・・・・・・A (--)
北朝鮮問題・・・・・・・・・(--) (B+)

トロント大の評価で特筆すべきは、福田首相の議長としての采配についてで、「サミットの成功をブッシュ米大統領から引き出すことに賭けた。ギャンブルだったが、うまくいった。真の指導者だ」と手放しで褒めあげ、「A」評定をつけた。

●この評価は、G8国の立場に立った評価であり、発展途上国の見方は違うものになるはずである。
又、日本とカナダでは、当然のことながら評価項目が異なり、同一項目の評価に差がある。
小欄も、国際的には、ほぼ成功と見る。

「洞爺湖サミットは78点」トロント大グループが評価(読売新聞) - goo ニュース

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