key person

「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

法案バーターで、ねじれ打開を

2007年11月01日 | 政治・政局
福田首相と小沢党首の第一回会談は不調に終わったが、二回目が実現するなら、ねじれ国会打開を決着しなければならない。
提案としては、法案のバーターである。
小沢党首の「向こうが白ならこっちは黒」の発想では、仮に民主党が政権党になっても、国会運営をスムースにすることは不可能であろう。
ただ、小沢党首も、国民新党意との統一会派に向けて郵政民営化修正法案を飲んでいる。

そこで、マスコミや世論はいろいろ言うけれども、密室でもかまわない、法案のバーター取引をすべきだ。
民主党の法案を、衆院に先んじて参院で審議するなかに、自公が妥協点を見出せるものについては衆院で与党も賛成することとし、代わりに新テロ法案については、参院で可決させるような工夫をすべきである。
今日をもってインド洋から補給艦が離脱することの、日本に対する国際的信用失墜は大きい。しかし、新テロ法案の行方によっては、それは回復の余地がある。一日も早く復帰すべきだ。
自衛隊員におかれては、当然のことながら、その命令が間違いなく下されるとの想定で緊張の毎日であろうと推察するとともに、尊敬申し上げる。
私は、福田内閣は「テロ特内閣だ」と常に言い続けているが、話し合い解散の裏約束があってでもいい、新テロ法案を議決すべきだと思う。
海上給油の継続ができない日本では、自民も民主もない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソマリア沖で大捕物 | トップ | 海自撤収 米からの情報提供... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治・政局」カテゴリの最新記事