key person

「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

今や、公明は政権与党じゃない

2008年12月18日 | 政治・政局
~・~・~ 税制抜本改革の「中期プログラム」に2011年度の消費税引き上げ明記することで、麻生太郎首相は16日の経済財政諮問会議で、「責任与党たるもの、カネを使うことばかりをやっているわけにはいかない。原案に沿って、与党にも議論いただき、政府として決定したい」と述べた。~・~・~という。
この麻生首相のけん制は、自民党内にも「11年に麻生氏が首相であるとは限らないのだから、勝手に書けばいい」という声があることの他、公明党が斉藤鉄夫環境相を操り、閣議決定での署名を拒否させる可能性に対するものである。

ところで、公明党の消費税アレルギーは国民のためではないようだ。
ある幹部が「支持者に説明できない」と言っているというが、要は「創価学会が賛成してくれない」ということである。
公明党の政策発想には優れたものも多いが、あからさまに、「国民より支持者が大事」と言っている感覚は、政権与党に馴染まない。
自民党は、公明党の消費税対応如何で、連立を解消を真剣に考えるべきだ。
政治は、国民のごく一部を極楽浄土に導く手段ではなく、国家全体の安寧のために存するべきものなのだから。

「勝手に書けばいい」消費税明記の原案提示、与党に反発の声(読売新聞) - goo ニュース
消費増税、時期明記に否定的=北側公明幹事長(時事通信) - goo ニュース
消費増税、二兎追う自民 首相のメンツ・与党の結束(朝日新聞) - goo ニュース

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 渡辺喜美に離党勧告を | トップ | 浜矩子語録(33)小泉純一郎ご... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治・政局」カテゴリの最新記事