映画『風立ちぬ』観てきました。
観た人の感想を聞いたり読んだりしても、皆まったく違う着眼点で一体どんな映画なんだろう?と興味津津でいってきました。
あまりにもたくさんのことが描かれているから、確かにこれは人によって全然違う風に感じるなあ・・と分かりました。
とりあえず今私の頭の中は主題歌のユーミンの「ひこうき雲」がぐるぐる回っています。
風立ちぬ 劇場予告編4分
あまりにも映画にぴったりの曲で、曲に合わせて作った映画てわけではないだろうけどと思って、ずいぶん前に読んだ雑誌にその辺が書かれてたことを思い出し読んでみました。
最初、宮崎監督は主題歌は要らないと言っていたそうです。プロデューサーの鈴木さんがユーミンの40周年アルバムを何気に聞いていたとき、最後の最後に「ひこうき雲」がでてきてあまりにもぴったりなので、翌日おそるおそる宮崎監督に曲を聞かせたら
「なんだこれ? 俺の映画の最後じゃん」ってその場で「これ主題歌じゃない?」って決定したそうです。
さて、映画の私の感想は、そうだな・・何が心打たれたかな・・
大正、昭和の時代に生きたひとたちの生きざま・・かな。
自分のやるべきことに心血をそそぐ彼らの潔さ。
航空設計士の二郎も恋人の病気の菜穂子も、彼らのもつ「生き方の美しさ」っていうのがそれぞれあって、そこに対する潔さが現代に生きる私にとったらすごいなって思う。彼らは自然に生きているのだろうけど。
覚悟を決めて生きることが当たり前だったのかもしれない。
あとは「自由」ってこと。
現代はあの頃に比べるとはるかに「自由」ではある。
でも、人の想像力はいつの時代も「自由」なんだなってこと。
夢の中の出逢いもいいな。
おとぎ話のようだけど、きっとああやって色んな人に夢で会っているんだと思います。
さて、今日は夢の中で誰に会うかしら・・。
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