シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

大文字

2009-08-16 | 近況・イベント
今日は濃厚な長い一日@京都でした。そして、最後のシメは五山送り火の大文字。

お友達が「大」の火の近くに住んでいて、きれいに見えるスポットを知っているとのことで、浴衣を着てみに行きました。

五山の送り火は子供のころ、どこかのレストランか誰かの家から家族で見たうろ覚えな記憶があるけれど、今日は感動しました。

金閣寺の駐車場を開放してくれているのですが、そこから「大」が奇麗に見えました。

はじめは線香花火の火玉のようなものが一つポツンと見えるだけでしたが、それがあれよあれよという間に「大」の文字に伸びて行き、あれよあれよという間に火が大きくなり、そしてあれよあれよという間に火が小さくなっていく・・。

写真ではそんなに近くに感じませんが、かなり近くで見れたのでいいなあって思いました。京都の人は祇園祭で夏が始まり、五山の送り火で夏が終わる・・みたいな感覚があるんだろうな。

子供の頃に見たときは勿論意味が分からなかったけど、この送り火でお盆に帰っていた先祖の霊をまた向こうに送るという極めて宗教的な行事なんだということも今回知りました。

火を見て感動してしまい、「お水とり」もいってみようかしら・・と思っちゃった。すごい人が来るから人ごみきらいの私は敬遠していたけれど、一度目の前で見てみるのもいいかも。



もっと頻繁に着るつもりが今日でこの夏二回目の浴衣。一時期何年か前はその辺に買い物いくのにも浴衣を着、街に出るときは着物ででかけていたのに、最近はあかんなあ。

どんな技術でもそうだけど、ある程度のレベルに達しないとすぐ忘れる。「着物の方が楽なのよ」と毎日うちで着物を着る女を目指しているけれど、なかなか・・・。昔の人は毎日着ていたわけだし、着物の方が本来洋服よりずっとセンターがとれるはずだし、着物でよつんばになって床拭いたりするとそれだけでセンターを取りながら運動になるし、ジムに行くよりよっぽど体にいい運動なはず。

まあ夏は浴衣を着て、秋になったら真面目に普段着れる綿の着物を買おうかなと思っています。さすがに作るのは時間がかかりすぎるしなあ。しかし、今だに私の着物タンスの中には高校生の時に被服の時間に作った浴衣があります。結構今でも着れるのでした。

しかし、家に帰って帯をほどいた瞬間おなかがすいて、冷蔵庫の中のものをこの夜中にむしゃむしゃ食べてしまった。大和撫子の道は遠い。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (てるぅ)
2009-08-17 14:36:30
昨日、もう洗わなきゃいけない浴衣を名残惜しんで、秋刀魚とビールを楽しむために、私も浴衣きました(笑)

着てると、心地いいですよね。ずっときていたくなる。

私も、洗濯できる着物でも買って着ようかな。。。。でも着付け習ったことないのです。。かえるさんは習ったんですか?
返信する
Unknown (かえる)
2009-08-18 11:22:24
はい。一応習いました。その頃はほんとしょっちゅう着ていたけれど、最近は・・・。あるレベルまで達していないから、久しぶりに着ると「ええっと・・・」てなことに。

今やっている「ゆる体操」で体の使い方・ゆるめ方を習うんだけど、着物着るときは、ゆる体操で体ゆるめて、そして仙骨と着物の中心線を合わせて・・とかもします。ゆるんだ体でお腰で歩く練習とかも楽しいです。センターとれてうちももに意識ができれば(普段ほとんどの人がそともも意識。がんばらないと股広げちゃうでしょ)自然に大和撫子の歩き方になるわけで、着物というのはつくづくよくできているなあって思います。
返信する

コメントを投稿